大腸内視鏡検査
内視鏡で直腸、大腸を観察して、ポリープ、癌、炎症の有無を調べる検査です。場合によっては、粘膜の一部を取り、調べます。また、小さいポリプがあった場合は、状況により切除、治療することもあります。
検査前の準備がありますので、要予約の検査です。受診時に、必要のある方は、予約をしていただきます。受診時に、他の病気にかかっている方はお話下さい。また、他院から処方されている薬のある方は、ご持参下さい。
1)検査前の準備
検査の前日は、消化の良いものを食べて下さい。繊維の多いイモ、野菜、海草、キノコ、豆類はさけて下さい。夕食は早めにすまして下さい。水分は、前日も、当日もかまいません。
夕食後、予約時に渡された薬を飲んで下さい。翌日、排便を済ませてから、午前9時に来院して下さい。
来院してから、薬を溶かしたお茶を飲んでいただきます。この薬は体に吸収されず、便を液体に溶かすクスリです。計2リットルを、3時間かけてゆっくり飲んでいただきます。便が紅茶のようになったら検査を開始します。(12時から。)検査前に検査着に変えていただきます。
2)検査
肛門から、カメラを入れてきます。上部内視鏡と違い、お話ししながらできます。ひとにより時間は異なりますが、検査そのものは15分ほどです。