世界一周航空券について

私は、1995年にイギリスへホームステイしました。その時に、イギリスへの単純往復ではなく、「世界一周」するルートを選びました。当時、イギリスへの直行便は格安航空券でも結構高額で、正規の「世界一周航空券」の値段とほぼ同じでした。航空会社やシーズンによってはむしろ「世界一周航空券」の方が安くなる場合もあったのです。それならば、せっかくだからまだ行ったことのないアメリカにも帰りに寄ってみようと思って、「世界一周一人旅」という一世一代の大冒険？に乗り出すことにしたのです。

私が使用した「世界一周航空券」は、ノースウエスト航空とKLMオランダ航空の便を組み合わせたものです。主なルールは、以下の通りです。

航空券の有効期限は、旅行開始から１年間。
地球上を東回りもしくは西回りに一周。原則として、逆行は不可。
ヨーロッパ内は、基点となるオランダのアムステルダムからロンドンなど他のヨーロッパ都市に2往復まで周遊可能。
北アメリカでは、3都市まで周遊可能。

ただし、この「世界一周航空券」は、当時まだ日本発着のものは販売されていませんでした。そのため、KLMの方に紹介していただいた都内の旅行代理店で、韓国発着のものをウォン建てで購入しました。航空券そのものは1,787,600ウォン＝196,900円でしたが、これに税金等が加算されましたので、実際に支払った金額は201,570円でした。

また、スケジュールの都合で、アムステルダムを基点にヨーロッパ内をを3往復しました。「世界一周航空券」では2往復まで無料になっていましたので、残り1往復分につきましては、別途手配しました。Air UK（当時）のエア・パスで税込28,380円でした。

追加情報更新日: 2001/8/24

2001年に、ルールが一部変更になりました。2000年5月から日本発が設定されていたのですが、今回から航空会社13社が参加したので、118の国から行きたい都市を選べるようになりました。料金は、エコノミークラスで25,000マイル以内だと294,000円です。

詳しい周遊ルール等につきましては、KLMオランダ航空に直接お問い合わせ下さい。

KLMオランダ航空URL: http://www.klm.co.jp/ （日本語）

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