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| 大悲閣から見た大堰川とトロッコ列車 | ||
| 嵐山渡月橋を南に渡ると、上流方向の川沿いに細い道が続いています。 その道をずっと進むと、やがて山に登る道になり、大悲閣への登り口に着きます。 ここまでで、渡月橋から徒歩15〜20分くらい。更にここから山の中腹にある大悲閣へは15分くらいです。 しんどいかも知れませんが、出来たら行って欲しいなと、繭おばさんが思うお寺です。 |
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●大悲閣は、大悲閣千光寺といい、角倉了以(1554〜1614)が、保津川、大堰川河川工事中に犠牲になった人々の菩提を弔うために建てたお寺です。 角倉了以は、大堰川、富士川、天竜川、高瀬川などの河川開発工事を行い、豊臣秀吉から朱印状を得て、海外貿易を行った京都の豪商、土木事業家です。自己の利益を考えるばかりでなく、人のためにもならなくては事業の意味がないという考えを持った了以は、商売の交渉は息子に任せ、自分は物資の輸送が便利に出来るよう土木事業に没頭しました。 工事によって被害の出た農民に補償をするという、当時の社会としては驚くべき考え方を持った人でもありました。 了以は晩年、ここに隠棲し、亡くなりました。 「花の山 二町のぼれば 大悲閣」と芭蕉も詠み、京都市街を一望出来る眺望は、素晴らしいものです。 |
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●繭おばさんは、確かここに昔来たという思い出があるのです。 小学生の頃、そろばんを習っていて、ここで大会があった記憶があるのです。 つい最近、その思い出を確認するために、久しぶりに行きました。 ところが、御堂は狭く、そんな大会が出来たとは思えない・・・でも確かにこの建物・・・ああ、分からない。 角倉了以は商売に精通した人だったから、その意味では、ここで珠算大会があっても不思議ではないのですけど。 それよりも、久しぶりに行った御堂は傾き、嵯峨野巡りの寺々とはあまりにも大きな格差。 けれど、その御堂には堂々とした了以の木像が安置され、若いお坊様が、とても熱心に観光客に説明をして下さり、机には所狭しと、説明のコピーが置いてある、そんなお寺の姿に感動しました。 山の上のお寺なので、改修工事も大変で、今一生懸命に改修費を集めておられるとの事です。 入山料400円ですが、そのお金が少しでも役に立つならという気持ちになりました。 また行ってみようかななんて・・・。 ぜひぜひ、皆さんにも行って頂きたいです! 置いてあったコピーの中の一つを紹介します。 般若心経頌(じゅ)−ほめたたえる |
| 形あるものは | こわれゆくこの世のすべてを |
| すべてこわれゆく | 離れるが故に |
| 花のように | 生きることにも迷わず |
| 人のように | 躓くことにも惑わず |
| 楼閣のように | ただすべての畏れ (おそれ)を離れる |
| されど形なきものは | 若葉にしたたる日の滴が |
| 虚空のように | すべてを包み、すべてを育むよう |
| 大空のように | 空(くう)の心は |
| いつまでも | 何ものをも許し |
| こわれることを知らない | 何ものをも育ててゆく |
| 形あるすべてを捨てた心 | これは限りなき光であり |
| かわりゆくすべてを離れた心 | 楽しみであり |
| それが空(くう)の心である | 無我のさやけさである |
| みどりの大空のように | ほがらかなる空(くう)の心よ |
| 空の心は限りもなく | あたたかく滴る空の光よ |
| 涯(はて)もなく | |
| 増えることもなく、減ることもない |
宗教を離れて見ても、心にうったえかけるものがあるとは思いませんか?
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