津久舞は、雨乞いの神事です。
蛙の装束を身にまとった舞手が、龍に見立
てた柱に上り、龍を操り雨を降らします。
此の様な舞を、奉納することで五穀豊穣を
祈念します
雨を喜ぶ雨蛙が、日照り続きの土地に雨を降らそうと水の化身とされる
龍にまたがり逆立ちをしたり、寝そべったりあるいは扇子を片手に余裕
を見せたりと、龍をからかいます。怒った龍が雨雲を呼び雨を降らせると
いう。そのような話を津久舞として演じ下町の須賀神社に奉納しています。
蛙役を重治郎(江田和輝さん)が演じ、龍に見立てた白い柱(津久柱)に
登り色々の技を見せます。まさに命がけの奉納となります。

平成26年には野田の津久舞史上初の野田市在住のふたり重次郎が実現しました

昇り お囃子にあわせてゆっくりと
そり この後落下があります
四方弓
余裕 扇を使って休憩
最後の大技 滑り降りる前の緊張感漂う場面
そり
四方矢
余裕
緊張
倉持重次郎とお囃子連
平成9年 倉持重次郎10回目の津久舞
この年倉持重次郎10回目の津久舞に
あたる日津久柱の後ろには、満円の月
が印象的でした

津久ばやし・津久囃子・つくばやし
YOU・TUBEに津久ばやしがアップされてます。
各町内・団体別があります、ご覧ください

野田の津久舞

大北寛さんのホームページにたくさんの
津久舞貴重画像・貴重映像が掲載されています。
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故 程田 信蔵氏 画
満月を背景に津久舞

別の説もあります。津久柱を大蛇に見立て、その大蛇が雨蛙を飲み込もうとするのだが、
轡に邪魔されて食らうことができずに、もだえる姿を現しているのだという説もある