『国土と政策』 掲載論文 (審査付き)概要


「車社会における移動制約者の駐車政策に関する研究」

    Research on the Parking Policy
      for Disabled People within an Automobile Society

       松村 みち子   Michiko Matsumura
       タウンクリエイター代表(City planner)

概要

 車いす使用者などの移動制約者が自立して生活し、積極的に社会参加していくためには、
移動に伴うバリアを解消していくことが必要である。車社会が進展した現状においては、
道路ならびに駐車場の整備とその有効な活用が、移動の安全性、快適性、円滑化の確保に
つながる。本稿は、これまで筆者が国内外で調査研究してきたものの中から、国内におけ
る移動制約者を対象とした駐車政策の現状と問題点をまとめたものである。

構成

1. はじめに
2. 車社会の現状と移動を保障するバリアフリー環境整備の必要性
3. わが国の駐車政策
4. 路外駐車場移動等円滑化基準
5. 障害者用駐車スペースの現状と問題点
6. まとめ


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