関西漢法研究会の出版物の案内と解説
1)「傷寒論医学総論要綱」 |
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傷寒論総論要綱は今から40有余年前に近畿漢法研究会を主宰されていた 山元章平氏が薬局での漢方を普及させるために傷寒論・金匱要略から 独自の漢方理論として範疇理論を提唱し,それをダイジェスト的に 纏められたものです。当初は活版印刷されて漢方の初心者の 基礎教育用として近畿漢法研究会の月例会で使われていました。 しかし,今から20数年前に近畿漢法研究会は諸般の事情により発展的 に解消されました。したがって,本書を用いて初心者に対して漢方の 基礎教育に使用する機会もなくなり,特に薬局漢方を目指す篤志家が 漢方をマスターする機会が絶たれてしまいました。 そこで今回関西漢法研究会が設立されたのをきっかけとして, 山元章平氏から最後に師事した当研究会の常任講師でもある 森山健三氏が「傷寒論総論要綱」に記載されている図表や文章の 誤字脱字などを一部修正追加して利用者に便利なように索引を 新たに加えて「傷寒論医学総論要綱」と解題して当研究会用の基礎テキスト としての体裁を備えて再び漢方を志す人達に入手できるようにしました。 B6判 61ページ 一冊 1,200 円(送料込み) |
2)康治本傷寒論解説 |
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傷寒論の解説書は今までに種々出版されていますが,本書のように 範疇理論を基に解説をしたものはありませんでした。この範疇理論を 用いることで,条文と条文の行間を読むことができます。 したがって,ただ単なる各条文の解釈だけでなく病の筋道 (病道)などがわかり,傷寒論の奥深さを知ることができます。 また康治本傷寒論は僅か55条からなり,宋版などと比較すると 条文数が少ないですが,初心者が傷寒論医学の全体感を知るには うってつけの解説書であります。先ず本書で傷寒論の全容を知 り次に宋版傷寒論などで専門的に研究されることをお奨めします。 第8期関西漢法研究会からテキストとして使用しています。 B6判 解説127ページ,原文52ページ 一冊 2,890 円(送料込み) ※両書は,関西漢法研究会の好意により当ホームページを閲覧された 方で,購入を希望される方には実費(送料別)で頒布しております。 お申し込みは下記まで。送付方法は現金書留にて注文されるか 又は注文をいただいてから代金引き換え郵便(代金引換料金250円が 必要となります)にて送付致します。 *「傷寒論医学総論要綱」と「康治本傷寒論解説」各一冊ずつ 一緒に送る場合の頒布価は 3,890 円(送料込み)となります。 |
申し込み先 |
郵便番号556-0011 住所:大阪市浪速区難波中3-7-14 天野薬局内 関西漢法研究会事務局宛 電話・FAX両用 06-6875-6556番 |