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しかし,どうしても嫌がるときは,牛乳,アイスクリームなどの乳製品に混ぜてあげても良いでしょう.
少し苦味が和らぎ,飲みやすくなります.
ヨーグルトはクラリス,ジスロマックなど一部の抗生剤とは相性がわるいようです. 
混ぜるとかえって苦味が強くなります. また少量の水で溶いて凍らせても飲みやすいようです.
このようにしてもくすりの効きめには変わりありません.
ジュース,スポーツドリンクにまぜると苦味が強くなるだけではなく,時にくすり自体のききめが弱くなるものもあります.  注意が必要です.
食事にとらわれず,例えば,朝8時ごろ,昼2時ごろ,夜8時ごろなど,起きている時間を大体3等分してあげて下さい.
食事のすぐあとは,満腹で飲まなかったり,嫌いなくすりを無理にのまされて,食べ物といっしょに吐いてしまうこともあるので,こどものくすりは空腹時(授乳前)に飲ませた方が楽なようです. そのほうが効きめ自体も良く,当院で通常処方するくすりは,とくに胃を荒らすこともないのです.
自覚症状がなくなった,ということだけでくすりをやめると,
(例えば溶連菌感染などの場合など)病気によっては,再び悪化することもあります.
薬物療法の中止時期は医師の判断に従ってください. 
当院で処方するくすりは,必要最小限としていますから,もらったくすりは出来るだけ中断せずに飲みきってください.
 


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