今年初の登山で丹沢へ向った。軽く足慣らしをということで、登頂するピークはヤビツ峠から片道1時間というお気楽なコースの大山を選んだ。
午前中は雨だった。雨が止んだ午後から登り始める。やや身体が重い。途中、下界ではとっくに散ってしまった桜がまだ咲いている。個々の花がワーッと密生して咲くソメイヨシノとは違い、まばらな花が枝にぶら下がるように下を向いて咲いているのが可憐だ。
途中、あまり休憩も取らずにひたすらに登り続ける。ガスが濃くなってきて、視界が遮られている。
ほぼ昭文社マップのコースタイム通り、登りはじめから1時間で山頂に到着した。登山口からの標高差は500m。辺りは濃霧だ。山頂には阿夫利神社が鎮座し、野生の鹿がこちらをうかがっている。静かだ。
ガスの為、眺望が利かず、面白くない。その上寒くなってきたのでオニギリを食べた後、早々と下山することにする。
下山途中でやっと雲が切れ始め、日が差してきた。植林の杉林の間からちらちらと相模湾まで望める。大山は丹沢の東端に位置し、晴天ならば山頂から下界の眺めが素晴らしい筈だが、今ごろ晴れてももう遅い。だが、こんなことは良くあることだ。
今日は天候が今ひとつだったが、久し振りの山はいいものだとしみじみ思う山行であった。