第77号(2014年夏号)






高校学区変更の準備はできていますか?
現中学3年生高校受験から公立高校の学区が変更

<従来と変わった点>
・高校学区が16から5に変更されます。
・単位制は推薦入試で定員の50%を決めますが、第2学区の場合、残り50%は一般入試に組み込みます。推薦のない総合学科も一般入試に組み込みます。
・試験は、第1志望のみ、もしくは第1志望、第2志望を選ぶことができます。一定の学力があれば、必ずどこかの公立高校に入学できる「その他校」は廃止されました。
・第2学区の第1志望加算点は20点。(第1−25点、第3−25点、第4−30点、第5−30点)
・申し込み後に、志望結果を公表し、第2志望のみ1度だけ志望変更することが可能です。
・第1志望、第2志望とも、総合学科のみを志願する場合だけ、主要5教科の学力検査のうち、1教科を音楽、美術、体育、技術・家庭科の1教科に代替することができます。

その他 兵庫県内公立高校入試に関する最新情報、特色ある類型の設置校等については、県教育委員会HPをご覧ください。県教委HP http://www.hyogo-c.ed.jp/~board-bo/nyuusi.html
※選択肢は広がりましたが、所得水準が低い尼崎の生徒にとってかなり不利になる制度です。課題校へのテコ入れやその他校の復活など、今後も問題提起をしていきます。


尼崎市
中学校給食orクーラーどちらを優先しますか?

2015年度末で、小中学校校舎の耐震化の目途がつきました。中学校弁当については、中学校給食が実施されるまでの間、提供するようですが、2015年7月には全中学校で弁当が提供できるようになります。
現在、検討が進められていますが、今後の流れに関する市当局のたたき台としては、学校耐震化→空調整備→中学校給食の順で考えているようです。



県議会事務局長
丸尾に158万円受け取るよう要請!

兵庫県議会の公式の会議に議員が出席すれば1日2,500〜19,000円が支給され、尼崎市選出議員であれば1日4,500円が支給されます。このお手盛りで不合理な費用弁償額は、自民党、民主党、公明党により作られました。
多くの議員は公共交通機関を利用しているようですが、公共交通機関を使うと会議時間に間に合わない遠方の議員もおり、自動車で県庁に登庁する人もいます。
JR尼崎、立花駅から県庁まで往復で780円。1日差額3千円弱は丸儲け。費用弁償額は、タクシー利用も想定して設定したようですが、マイカー利用を含め、別途精算すれば済むことです。
費用弁償が公共交通機関交通費相当額に見直されるまで、費用弁償の受け取り拒否を続けます。



稲村和美尼崎市長
提案型事業委託制度導入

従来は、行政が委託事業を決め、民間がそれに応募するという形態をとっていたのですが、昨年度から稲村和美市長は、民間が担った方が良い事業について、民間から提案を出してもらい、その方が質も良く効率的に事業ができるのであれば、そこに委託するという合理的でかつ全国的にも珍しい制度を2013年度に導入しました。今年度の対象は、事業棚卸が終了した約700事業。
昨年度は、提案者が事業を行う中で作業が行える掲示板の維持管理など3件の事業が採択されました。民間事業者の皆さんは、是非、来年度、事業提案して下さい。

県立尼崎病院 清掃労働者 手術室ごみ処理で針刺し事故 丸尾再発防止策徹底申し入れ!

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