第74号(2013年冬) |
■ | 兵庫県教委の計画では、2015年3月の公立高校入試から、学区が尼崎市内のみではなく、下表のように阪神、丹有まで含んだものになります。受験できる高校の選択肢が広がる一方、当分の間、生徒数が増える西宮、伊丹、宝塚から、尼崎市内公立高校に生徒が流れ込み、従来は公立高校に通えた尼崎市の生徒の一部は、間違いなく市外の私立高校等に行かなければならなくなるでしょう。 生徒は各々勉強を頑張ってもらわなければいけませんが、西宮市、宝塚市と比べ、尼崎市内の世帯は、他地域と比べ平均収入が低く、塾に行かせられない、家庭教師をつけられないなど学習環境が不十分な世帯も比較的多いものと考えられます。そのハンディーをカバーする対策が必要です。 |
■ | 少人数学級、少人数指導など加配教員を尼崎市内小中学校へ優先して配置する事、全県的に経済的な事情で塾へ行けない生徒向けの補習事業などを実施すること、尼崎市居住の生徒が市内公立高校に通える優先枠を設ける、市内居住者に加点することなど、経過措置を含め制度をソフトランディングさせるための取り組みが不可欠です。 特に尼崎市立高校は、尼崎市民の税金により運営されているのですから、一定の配慮があってしかるべきだと考えます。 |
■ | なお、今回の制度改正では、志望については、その他志望をなくし第2志望までになり、従来と比べ、制度の公平性について、少し疑問が残ります。 |
■ | 以前から指摘されていた活断層の問題ですが、やっと原子力規制委員会の調査が各地で始まりました。今まで原発建設を進め、規制やチェックを甘くしていた自公が政権に返り咲いたことから、ふたたび、規制を骨抜きにしたり、活断層の調査をおざなりにする可能性もあります。 | ■ | 東洋大学の渡辺久満教授は、日本で活断層の問題のない原発は、九州の玄海原発ともう1カ所くらいだと発言していますし、美浜原発や高速増殖炉もんじゅの直下にも活断層があるとの指摘もあります。自公政権を厳しく監視し、活断層の問題がある原発は直ちに廃炉の作業に入りましょう。 |
7月16日に、市議4名、県議1名(丸尾)が中心となり尼崎で初となる地域政党を、立ち上げました。最初の事業として、10月〜12月に3回連続のみどり政治塾を行いましたが、今後も、勉強会等を実施していきますので、是非ご参加下さい。緑の党とも連携していきます。 勉強会の案内等をご希望の方は、丸尾まで。 |
○おにづか三代:尼崎市議1期、元ブライダルプロデュース会社経営 <テーマ>児童養護、若者就労支援 他 http://oniz.jp/ ○酒井はじめ:尼崎市議5期、電車製造企業に勤務 <テーマ>環境、人権 他 http://shiminpower.net/ ○高濱こうた:尼崎市議1期、全日空、リクルートなどで人事担当 <テーマ>市バス、外郭団体見直し 他 http://kota-team-amagasaki.net/ ○田中淳司:尼崎市議1期、市民オンブズ尼崎世話人 <テーマ>福祉、無駄遣い見直し 他 http://junt.blog.eonet.jp/ |
<主なビジョン > ・環境と経済が両立する未来 ・行政改革と新しい担い手が活躍する未来 ・持続可能な福祉と教育機会が充実する未来 ・公開と参加によって地域のことが決まる未来 |
みんなで持続可能な社会をつくるため7月28日緑の党Greens Japanが立ち上がりました。 共同代表 すぐろ奈緒(杉並区議)、高坂勝、長谷川羽衣子(NGO代表)、中山均(新潟市議) 地方議員会員・サポータ会員約60名。会員・サポーター会員約1100人。 |
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