第71号(2011年2月)





兵庫県は、人口減少社会に突入しました。生産年齢人口も減り続け、県の研究チームでは2020年をピークに経済は縮小していく方向と予測しています。県財政を体力に見合った規模へ見直しすることが必要です。
経済は地域内で循環させ、環境問題への積極的な対応が求められます。福祉や教育問題等についても、効率的な運営を進めながら、必要なサービスは維持、向上を。最低賃金アップなど非正規の処遇改善を進め、青年層が結婚し子どもを産み育てることができる環境づくりも大切です。
何よりも議会を機能させ、住民の声が届き、時代に対応した、より良い県政、市政運営を進める必要があります。

丸尾まきの約束

県議会の無駄を一掃し、議会をあるべき姿に改革!
請願者・陳情者の趣旨説明の機会を確保する。議員の(一般質問等)発言可能回数を増やす。文書質問制度を実施する。民間団体と連携し、県議会議員通信簿を作成する。
県議会予算を約2.6億円(全体の1割相当)カットする。(政務調査費3割カット、費用弁償は交通費実費支給、報酬・旅費手当削減ほか)、海外視察は凍結。

住民の声が届く県政に改革!
常設型住民投票制度の創設、予算編成過程の公開、審議会への公募市民、女性の登用拡大。誰でも参加できる知事の車座集会の実施。
監査委員から県職員OBを外し、県議の選任枠を減らす。

まだまだできる行財政改革!
公共事業費を全国都道府県の平均水準に削減。(大手より地元業者に仕事がまわるように配慮)行政委員会委員報酬の減額と日額化。県職員互助会補助金を廃止し積みあがった繰越金を返還。(人件費効果額は非正規職員の待遇改善にも活用)外郭団体役員への天下りを禁止し、民間企業経験者を公募。戦略的な公共施設の維持管理。

地域経済を元気にするため、経済の地域循環を促進、雇用確保!
建設業等から福祉、環境産業等への積極的な転換支援。フェニックス処分場跡地を資源循環させるエコタウン化。第6次産業を積極的に支援。商店街、市場空き店舗の、フリーマーケット利用、障がい者作業所等の利用促進。
県行政、県外郭団体の仕事を事業仕分けによる評価で、NPO、民間企業に委託拡大し、ワークシェアリング。

子どもが伸び伸び育つ教育環境を整えます!
教員数を削減させず、少人数学級の拡大。やる気のある教員を尼崎市(中核市)で積極的に採用するため政府に働きかけ。保護者等が授業(補習含む)に補助参加し、地域全体で教育力を高める。環境教育のため学校で環境家計簿を積極的に活用。中学校弁当の導入支援。

皆が安心できるよう福祉、医療の維持、充実を図ります!
県立統合病院に小児集中治療室を設置するなど救急医療の充実。在宅ホスピス、緩和ケア医療の拡大、充実。医療費の上昇を抑制するため、安全性・効果を検証しながらジェネリック医薬品の活用を進める。特別養護老人ホーム等の監査資料をチェックし、質の向上に努める。宅幼老所の設置助成制度を創設し、地域での高齢者の介護の充実と保育所の待機児童対策も実施。

未来の子どもたちに安定した地球環境、資源を引き継ぎます!
兵庫版排出量取引などで温室効果ガス排出量の大幅削減を目指す。自然エネルギー導入を積極的に支援。廃棄物の大幅削減を目指す。廃食用油の再利用を進める。産業廃棄物を再資源化するための企業間のマッチングを進める。アスベストの飛散防止に取り組む。戦略的環境アセスメントの実施。


県議会・市議会での実績

徹底調査で県政、市政の不正・不当を明らかに!
県不正経理の実態を明らかにする、県議会政務調査費の数々の不正使用、県議会選挙公費助成での不正使用を明らかにする、官官接待、土地開発公社塩漬け土地、競争の働かない入札、市交際費、タクシーチケットほか

県議会の発言等で県行革につなげる!
知事給与大幅削減、行政委員会委員報酬10%削減、議長・副議長の上積み報酬一部カット、教職員削減は校務員中心の削減で教員数を維持、県議会政務調査費の領収書の全面公開(新任期から)、費用弁償減額(尼崎市選出議員1日7,000円→4,500円に)

調査内容がテレビ、新聞で報道される!
ダム建設計画の中止申し入れ、農薬空中散布健康被害アンケート調査の実施、政治資金を使った自民党会派のスナック利用の調査、武庫川堤防強化工事での加水で知事に公開質問状、県議会政務調査費問題実態解明ほか

阪神水道企業団、県競馬組合も改革!(市議時代)
情報公開制度の創設、企業長退職金半減、違法な費用弁償の廃止、議員報酬2割カット等、競馬組合業務手当の廃止

県議会での討論回数はトップクラス

ほうれん草通信で県政・市政の実態を公表


丸尾まきのプロフィール
1964年尼崎市立花町で生まれる(46歳)
立花愛の園幼稚園卒、立花小入学、立花南小分校、同校卒、
立花中学校卒、市立尼崎高校卒、大阪産業大学工学部卒
八百屋、農家で研修後有機野菜を販売する八百屋を開業
市議会解散運動に参加
1993年市民派として市議に初当選。2、3、4期目はトップ当選。
2007年県議選初当選

所属:市民オンブズマン兵庫会員、市民オンブズ尼崎世話人、
   気候ネットワーク会員、ネットワーク地球村会員
   尼崎市立小学校PTA会長
資格:高校教員免許、自動車整備士、実用英語検定2級
ボランティア歴:障がい者食事介護、阪神大震災引越ボランティア


丸尾まきと県政を考える会(決起集会)
兵庫県政、市政等のあり方を一緒に考え、次の具体的な動きにつなげたいと思います。
日 時・・3月12日(土)午後7時〜8時半
参加費・・無料
場 所・・すこやかプラザ
      (立花駅南側駅前ビル西端のエレベーター5階06-6418-3463)

<朝日新聞アンケート>兵庫県議会は「行政監視」「政策立案」「情報公開」の全てが不十分な議会
<神戸新聞>兵庫県議会では記録が残る1952年から52年間、否決、修正議決が1件もない


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