第66号(2009年8月)






尼崎市の議会制度
いつのまにか時代遅れ

1993年に全議員が関わった市議会不正出張事件により尼崎市議会が解散し、新生議会の中で大幅な議会改革が行われました。会派代表者会を含む会議の原則公開、請願・陳情時の市民の意見陳述制度の創設、自主公開型の資産公開制度を組み入れた政治倫理条例の制定など、当時としては、全国的にも進んだ制度が次々と作られました。
ところが、2006年度に北海道の栗山町議会において議会基本条例ができた頃から住民の声を議会審議に反映させるなど、議会を本来の役割に沿って機能させるための制度作りが、全国で急速に進んだことから、尼崎市議会は、知らない間に時代遅れになってしまいました。
表を見ると、いかに尼崎市議会、兵庫県議会が、十分な理念を持たず形式を重視した閉鎖的な議会運営をしているのかがわかります。県・市議会において、住民の声を反映させるために、実効性のある条例作りを進めていきましょう。



賞味期限切れ!自公政権を退場へ
〜 長野革命を日本へ 尼崎へ 〜

新党日本代表の田中康夫さんは長野県知事時代、談合が相次いだ不透明な入札制 度を抜本的に改め、全国唯一、6年連続で財政赤字を減らしプライマリーバラン ス(基礎的財政収支)の連続黒字化を実現。宅幼老所300ヶ所設置、小学校全 学年で30人学級実現。森林整備予算を2.5倍にするなど、現場主義を貫き、地 域密着型の福祉・教育・雇用を創出してきました。


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