第62号(2008年3月)






小・中学生は「ひょうごっこココロンカード」をぜひ活用して

小学生、中学生が、美術館や博物館などを見学するときに、無料で入ることが出来るお得なカードです。県では、このカードを小学校入学時に全員に配布していますが、紛失した方は学校に申し出ていただければ、再発行いたします。是非、ココロンカードを利用し、県内の様々な文化施設等を訪問、見学して下さい。
<訪問可能施設>尼崎市立田能資料館、西宮市立貝類館、県立歴史博物館、県立美術館など



市議会

市長退職金案否決 仕切り直しで一歩前進を!!

昨年12月議会において、白井市長は任期4年の市長退職金約3500万円(月給28.8ヶ月分)は高すぎることから、市職員の退職金支給率に合わせ、恒久的な制度として4年で約500万円(月給4ヶ月分)にするよう条例改正案を提案しました。ところが市議会の委員会では、新風グリーンクラブから懇話会答申(2665万円,月給21.6ヶ月分)に沿う修正案が出され、その修正案は委員会で可決したのですが、本会議場で原案、修正案共に否決されました。
白井市長は、市長退職金の問題を選挙公約に掲げていたことから、4年500万円案 を出すことは当然のことです。また、議員がそれぞれの主張に沿って判断したことは一定理解します。
しかし、結果は白井市長を除く4年任期の市長退職金、副市長の退職金は高額のままです。
そもそも、各々の主張を述べた上で、一致点を探り物事を前に進めるのが議会の役割です。
現在、市長・副市長退職金を削減すべきだと考えている議員が過半数を超えているのですから、調整を図り、まずは第1段階の見直しを進めるべきです。

ちなみに、私は4年500万円案に賛成です。



ほうれん草通信の紙は偽装していませんでした。

通信は、王子製紙が製造する古紙100%、白色度70%のOKプリンスエコG100という製品を使用しています。印刷会社からメーカーに問い合わせ、この紙について偽装をしていないことを確認しました。また、通信の印刷で使用している大豆油インクは20%使用していると記載していましたが、こちらも問題ありませんでした。今後共、十分チェックしながら環境に配慮した製品を使用していきます。
ここで偽装問題に関連してひとこと。製紙メーカーの偽装は論外ですが、再生紙で白くてきれいな紙を求める社会にも問題はありそうです。トイレットペーパーやティッシュペーパーを白くする必要はありません。紙は白くすればするほど漂白過程での環境負荷は高くなります。ドイツなどヨーロッパでは、ノートなどもくすんだ紙が当たり前です。
私たちの極端な白さ志向が、製紙メーカーの偽装の遠因にもなり、環境負荷を高め、最終的に子どもたちにそのツケを回しています。

12月議会 県選管委員会委員は議員OBのみ選任 「みどりの風」以外全員が賛成

目次へ戻る