第56号(2006年8月) |
この6月の兵庫県議会で、政務調査費収支報告書に領収書の添付・公開を求める条例改正案が共産党にとって提出されました。しかし自民党などから、「領収書等の公開については本年度中に結論を得られるよう検討中であり賛成できない」という理由で、否決されました。 提案に賛成したのは、共産党、いなむら和美議員、浜崎利澄議員だけで、他の全ての議員が反対しました。 |
新聞報道によると、首相の退職金は、5年5ヶ月で658万円。それから考えると、在職4年で約500万円の白井市長の退職金は、妥当な金額ではないでしょうか。 いっぽう、財政状況が悪い中で兵庫県を含め知事の退職金は高すぎます。いかに立派な言辞を並べたてても、県民の血税を臆面もなく取り込む姿勢は、管理者としては落第でしょう。 |
武庫川のあり方を検討している武庫川流域委員会は、当面の整備を進める整備計画では、新規ダムによらず、遊水地や既存ダムの活用する総合治水を進める意見が多数を占めています。しかし、整備のもとになる基本方針では、新規ダム建設を含めた長期的検討をしていく方向性が出されています。 公共事業をどんどん進める県当局には、「自然を守ることの意義」が十分に理解されているとは考えられません。その県当局に新規ダムの是非の判断を任すのは最悪の選択です。 |
県議会 政務調査費領収書公開を求める署名活動 継続中 期限8月20日 署名用紙等の問い合わせ先 市民オンブズ尼崎 090-8167-4198 |
尼崎市は「あまがさき『食』の安全・安心行動指針 ~協働への取り組みの提言~」を出しました。安全で安心できる「食」の実現に向けて会議で議論されたこと、今後の課題などについて、尼崎市が主催するあまがさき「食」の安全・安心市民会議の委員をしている足立初代さんに、お話していただきます。 BSEや鳥インフルエンザの発生、残留農薬や遺伝子組み換え食品、食品添加物、O157、食中毒など問題は山積。日々の生活で、どう対処していけばいのか一緒に考えてみましょう。 報告者 足立 初代さん(あまがさき「食」の安全・安心市民会議委員) テーマ 「食の安全・安心市民会議に参加して」 日 時 8月26日(土)午後2時〜4時 場 所 すこやかプラザ(フェスタ立花南館5階 tel:6418-3463) 参加費 無料 主 催 丸尾まき事務所 |
熊など野生動物の保護活動をしている日本熊森協会のメンバーが中心となり、動物たちを守るため森林を購入し保全するNPO法人「奥山保全トラスト」ができました(法人格を持たないと不動産の所有ができない)。購入する費用のカンパを呼びかけています。 「奥山保全トラスト」は、クマが生息している地域を買い取り、自然林は保全、人工林は自然林に復元し、保全活動を展開していきます。クマは森づくりの名人です。 奥山保全トラスト 代表 四元忠博前埼玉大学教授 tel/fax0798-22-4190 郵便振替口座00920-0-130061 奥山保全トラスト |
私も参加している「環境」「人権」「平和」問題等に取り組み、経済成長一辺倒ではなくあらゆる面で維持可能な社会を作り上げることを目標に活動しているしている「みどり・ひょうご」が、兵庫県内全自治体の環境度調査を実施しています。まもなくデータ 整理し、公表できると思います。 |
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