第52号(2005年5月)






あなたがつける 議員通信簿













議員通信簿説明
A「一般質問等回数」2001年9月議会〜2005年3月議会本会議の一般質問、代表質疑、予算特別委員会の総括質疑の合計回数。 質問時間に限りがあることから、会派が大き<なれば、発言機会が少な<なることもわかりますが、議員は発言するのが仕事ですから、最低でも年に1回は発言すべきだと思います。質問回数3回以下はレッドカードです。

B「常任委員会発言ゼロ回数」2001年7月〜2003年12月の間聞催された総務、文教など常任委員会において議員が発言を1回もしなかった回数をまとめました。議案が少ないときに発言がないのは仕方がないとしても、繰り返し発言をしないのは職務怠慢です。

C「遅刻、退室等延べ時間」尼崎市議会では、遅刻、退室等マナーの悪さが目立ちます。そこで、無作為に選んだ2004年3月3日、6月10日、11日、9月16日、12月6日、7日の本会議に、退室等時間の調査をしました。データは、遅刻、退室等で1回10分以上退席した時間を合計しました。

D「選挙公費助成額」選挙ポスター代やレンタカー代など選挙費用の一部に公費が出ています。2001年慶市議選で受け取った公費助成額を見ることで、貰えるだけ貰うのか効率的に使うのか、公費(税金)に対する意識が垣間見えます。

E「欠席日数」記録が作成されている2001年7月議会〜2004年7月議会の本会議欠席回数です。多<が病欠だと思いますが、議会を欠席すれば休んだ日数だけ議員としての職責が果たせな<なります。

F「不正出張返金額」1992年に発覚した市議会不正出張問題で不正出張等実態調査委員会の答申を受けて、市に返還された額です。金額が大きい程悪質だったと考えていいでしょう。

G「市長恒久退職金採決」恒久的に市長退職金を任期4年で約500万円にしようという白井市長の提案に対する採決対応です。「将来の市長まで縛るべきではない」「市長退職金が助役より低いのはおかしい」などの反対意見がありました。なお、議案が否決されたことにより白井市長以降の市長退職金は現在のままでいくと4年で3554万円が支払われることになります。

H「市民参加予算採決結果」2004年度予算議会で、白井市長が提案した「まちづくリビジョン等を検討するため公募市民などで作る市民委員会を設置する予算」などが否決されました。その時の採決結果を記載しました。議員は住民参加の重要性がわかっていないようです。

I「資産公開」不正蓄財を防止するためにできた尼崎市の資産公開制度は、自主公開制度なので、公開する人と、非公開の人に別れています。政治家不信を取り除<ためにも、資産公開をすべきではないでしょうか。

J「政務調査費領収書公開状況」現在会派に対し議員1人あたり月7.5万円の政務調査費が支給されています。これも公費ですから、適切に使われたのかどうかを確認するために領収書の公開が当然だと思います。しかし、オンブズがその領収書を公開しているかどうか問うたところなんと3つの会派が回答拒否しました。住民から預かった税金だと理解していないのでしょうか。

K「国民年金支払い状況」強制加入になった1986年4月からの国民年金支払い状況を議員に質問した回答結果です。一部未納の方もいましたが、それよりも回答拒否の方が問題です。

L「公約自己評価アンケート回答状況」2001年慶市議選で選挙広報に掲載した公約の達成状況等に関する自己評価アンケートの回答状況です。

(市議選立候補予定者には、別途、公開質問状を提出する予定です。)
発行 市民オンブズ尼崎


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