第52号(2005年5月)






丸尾まきの5つのスタイル

◇どんな圧力にも屈せず住民に情報を届け続けます!
他の議員からの圧力がかかることもありましたが、議会の情報を住民に開放することが丸尾まきの役割です。これからもしつこく細かく情報を届け続けます。

◇住民の運動を応援します!
まちづくりは、官僚や政治家が決めるものではありません。住民の自己決定のために、住民の主体的運動を応援します。

◇自らの公費の使い道を公表します!
調査活動費や視察旅費など、自らの公費の使い道を公表し、問題があれば住民と一緒に制度の改善に取り組みます。

◇先生と呼ばれることを拒否します!
住民と議員は対等、平等であることから、先生と呼ぶ必要はありません。議員は、もっと住民に身近な存在であるべきです。

◇利権を拒否し自らの責任と判断で行動します!
利益団体とは一線を画し日常活動をしています。それが自由な発言と行動を保証しています。



丸尾まきの7つの提案

◇住民にしゃべらせて決めさせて!(住民に発言権と決定権を)
市各部局から財政課へ提出される予算要求書の公開や市民への予算素案の説明会など、住民が市の予算編成の議論に参加できる仕組み作りが必要です。また、大事なことは住民投票で決めよう。

◇市にお金がないんだから無駄遣いを無くそう!
入札制度改革、議員報酬・手当の削減、外郭団体統廃合・支援策などの見直しが急務です。また、優先度の低い事業から見直していくため、市の全事業の優先順位をつけることが不可欠。

◇福祉を守ろう!
高すぎる国民健康保険料を下げるとともに、老人、障がい者、母子などの福祉医療制度を守ります。老人ホーム、グループホームなどのサービスの外部チェック(監視、相談員制度)も必要です。

◇子どもたちに豊かな地球を手渡そう!
大量消費、大量廃棄社会は地球環境を悪化させ、子どもたちの未来を破壊している。省エネを進め、自然エネルギーを利用し、ごみ減量を進め、真に持続可能な社会のモデルを尼崎から。

◇子育てをみんなで応援しよう!
産前、産後の生活援助のため子育てヘルパー制度の創設をしよう。子どものいのちや健康を守るため、母乳育児を進める共に、子どもの食の乱れを正すための食育が大切です。

◇学校に参加しよう!
閉鎖的な学級運営はもう限界。地域の人や保護者が、教師の補助員や生徒として参加するなど、開かれた教育改革に、住民が主体的に関われる仕組みが必要です。
教育委員を住民が選ぶ仕組みも必要。30人程度までの少人数学級を進めることも大事です。

◇平和で人権が守られるまちを作ろう!
イラク戦争は石油争奪戦争。戦争が起こらないようにするために、戦争にNO!と声を上げるだけではなく、石油製品などに過度に依存しない社会を作ることも大事です。具体的には自治体において、家庭、レストランなどから出る廃食用油を、市バスやごみ収集車の燃料として再利用するなど石油の依存度を減らすことが必要です。
外国人市民会議や子どもの人権を守るオンブズ(監視、相談員)制度も必要です。

番外 みどりの政治ネットワークを作り上げる動きに参加し、その輪を広げていきます。


3期12年を顧みて   丸尾まき

皆さんの信託を受け、市会議員になって、はや3期12年が過ぎようとしています。市会議員になるまでは、次の世代やまたその次の世代の子どもたちに持続可能な状態で地球環境を引き継ぎたいと思い、環境に優しい有機野菜を販売する八百屋を仕事として選択しました。

八百屋を開業し4年ほど経った頃、市議会議員全員がかかわった不正出張問題が起こり、私もその問題を追求する市民運動に参加しました。そして議会を解散に追い込んだのですが、不正出張をした議員が次々と立候補表明をすることが許せず、無謀にも市会議員選挙に立候補することを決意し、予想外の皆さんの支持を得て当選させていただきました。

議員活動として大切にしてきたことは、不正出張問題が原点だったこともあり、無駄遣いのチェックと様々な政策提案をするための議会での発言でした。あわせて住民が市政情報を知ることこそが真の改革につながると信じ、『ほうれん草通信』で可能な限りの情報を発信してきました。

その前段では丁寧な調査活動もしてきました。市当局から提供される資料は問題点が隠されてしまうので、情報公開制度を使い、大量の公文書を手に入れ、それを分析し事実を調べ上げていきました。関係者からもたくさんの情報提供をいただきました。

行政が動かない時は裁判で結論を求める場合もありました。具体的には、係争中ですが、官官接待の相手先氏名の公開を求める情報公開訴訟や企業を相手に焼却炉建設工事入札談合の損害約10億円を市に返還するよう求める裁判の原告もしています。

まだまだ課題は山積していますが、白井市政が誕生したことから、この好機にさらなる市政改革を進めるために、従来以上に市政の問題を厳しく追求するとともに様々な政策提案を続けていきたいと思います。

「まちづくり」は政治家や官僚が決めるものではなく、そこに住む住民が決めるものです。そのための材料として、今後とも「ほうれん草通信」を利用していただければ幸いです。

この12年間、ほうれん草通信をお読みいただきありがとうございました。多くのご意見や貴重なカンパをいただき本当にありがとうございました。



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