第44号(2003年5月) |
○ | 白井市長の確認団体のホームページに、経営再建プログラムについて「市に白紙撤回の意志表示を」と、市民に呼びかける文章が載せられていました。予算特別委員会において、公明党の仙波議員から「白紙撤回が公約だったはず。経営再建プログラムは一部しか見直されておらず公約違反ではないか」との質問があり、白井市長は「確認団体が呼びかけたのは事実だが白紙撤回は私の公約ではない」と答弁しました。同様のやりとりが続いた後、仙波委員の意向を受けて中川日出和委員長が休憩を宣言。審議が7時間中断しました。 |
○ | こんどは無所属多田議員質問。多田議員が「市長は議会やタウンミーティング等で『検討する』など何回いったのか」と質問。市長は「放置せず検討している」と答えたが、多田議員は「質疑を続行できない」と発言し中川委員長が また休憩を宣言。再開後、白井市長から「発言には責任を負うものと考えている」と答弁があり、質疑は終了。 |
○ | 1回目の中断について、白井市長は、街頭演鋭・ビラ等で経営再建プログラムの白紙撤回は一切述べておらず、白紙撤回が公約でないのは事実です。その事実認識が違うのですから、答弁がすれ違うのは当然です。それを休憩に持ち込もうとするのは議員が取るべき態度ではありません。また、委員長は休憩を宣告する必要もありませんでした。 |
○ | 2回目の中断については「検討するという言葉を何度言ったか」の質問に答えないから休憩を要求するのは異様です。その要求に答える委員長の対応もひどいです。議事進行を行う人は公平で公正な運営を、質問者は建設的な議論をするよう望みます。 |
○ | 市バスの停留所や駅前ターミナルにクリーンボックスと呼ばれるごみ箱が設置されています。今までは、このような取り組みでごみのポイ捨てが減るなど一定の効果があったのかもしれません。しかし、このクリーンボックスのごみを回収する費用は2003年度予算で4,190万円もかかっており、財政が厳しい現状において、福祉や教育を削減してまで残すべき施策とは思えません。ごみは自分で持ち帰るという原点に立ち返り、市民に協力を求めクリーンボックスを撤去すべきではないでしょうか。 |
○ | 他都市では、バス停などにごみ箱を設置していないところもたくさんありますし、昨年バス停のごみ箱を撤去した芦屋市では、ごみ箱を撤去したことによって家庭ごみなどの散乱がなくなり、バス停周辺は従来より奇麗になったとのことです。タバコのポイ捨ても同様です。 市バス停留所や駅前ターミナルのごみ箱はいらないのではないでしょうか。クリーンボックスのごみ回収事業は、市環境整備事業公社という外郭団体に委託されています。 |
○ | 丸尾まきは2001年12月議会で「食物アレルギー児に可能な範囲で除去食の実施をしては」と聞いたところ、教育長は「学校において可能な範囲で対応している」と答えていました。 質問をしてから一定の期間が過ぎたので、その後の対策が進んだのかどうかを検証するために、各小学校の食物アレルギー児への対応が、現在どのようになっているのか調べてみました。 その結果、アレルギー児への一定の対応をしているのはわずか3校だけでした。 |
○ | 議会で質問してから、牛乳が飲めない児童の牛乳代は無料になりました。しかし除去食について、教育委員会及び各学校は新たな取り組みは何もしていないと思われます。 |
○ | 学校給食のアレルギー対応は大変でしょうが、学校給食をみんなと一緒に食べられない児童のつらさを考えればもっと積極的な取り組みがあってもしかるべきです。丸尾まきは学校給食におけるアレルギー児への対応について再検討を望みます。 |
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