第39号(2002年2月)






選挙用レンタカ−をめぐる奇怪!

公費助成に隠れて漏れ出す市民の税金

昨年6月、市議選で丸尾まきはA社のスプリンターバンを借りました。選挙前にA社から送付されたレンタカー料金表で1日 6,800円でした。ところが、業者が後で作成し持って来た契約書では公費上限額の1日15,300円×7日=107,100円に跳ね上がっていました。
そこで、業者に対して「当初のパンフレットと違う金額でありおかしい」と申し入れたところ、業者は当初金額に保険料を足して、消費税を掛けた金額<1日8715円×7日間=61,005円>に訂正してきました。丸尾まきはこの金額で業者と契約しました。
しかし、丸尾まきと同じ会社で同じ車を借りた他の候補者のうち3人が上限額いっぱいで公費助成を受けていることが議会で明らかになりました。
この間題は、利益を最大限に上げたいレンタカー会社が、最初には適当な金額を提示し(業者は2台目借りたときの金額と釈明)客を釣り、請求は公費上限額いっぱいで行うという手口です。候補者は、公費助成の枠内ならばいくらの金額を提示されても自分の腹は痛まないため、適当に処理してしまうといった実態があるようです。
こうした税金の無駄使いは、公費助成額の上限が、実態とかけはなれ高額に設定されているため起る出来事です。かりにレンタカーの公費助成上限額を1日1万円に設定していれば、今回の問題は起こらなかったでしょう。
しかし選挙管理委員会は、実態と掛け離れた公費助成上限額を下げようとはしません。選挙管理委員会の資質が問われます。
  問い合わせ 市選挙管理委員会TEL6489−6774





議員報酬等使途報告01年10月、11月、12月分(単位 円)
  10月分 11月分 12月分 活動費 10月分 l1月分 12月分
収人       収人      
議員報酬 671000 671000 671000   178387 126998 314803
期末手当     1690920        
費用弁償 5000 2000          
審議会報酬   11000 22000        
676000 684000 2383920        
支出       支出      
生活費 290000 290000 870000 資料代 10905 7158 3925
所得税等 74000 74550 335972 通信費 54516 14550 9722
国保・年金 65300 65300 65300 会費等 16120 51000 24105
共済掛金等 72200 72200 80650 事務費 75346 41790 254576
選挙横立等 30000 30000 30000 交通費 21500 12500 22475
通信特別会計 50000 50000 50000        
活動費 65600 282301 135264        
647100 864351 1567186 178387 126998 314803
収支 28900 -180351 816734 収支 0 0 0
のべ収支 -465788 -646139 170595        


ほうれん草通信作成特別会計(円)
  10月 11月 12月
収入      
報酬から 50000 50000 50000
カンパ 0 0 5000
50000 50000 55000
支出      
通信作成 0 0 262500
収支 50000 50000 -207500
のべ収支 446000 496000 288500



厳寒の中で苦しむアフガン難民に救援カンパを!「ぺシャワール会」郵便振替01790(7)6559


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