第36号(2001年5月)





どの店で買い物しますか
環境への姿勢をチェック

「環境に優しい買い物探検隊」調査報告書ができました

常陽中学校の生徒や尼崎市民の有志が参加した「環境に優しい買い物探検隊」(立山裕二実行委員長)が、2000年7月23日から30日にかけてスーパーなど量販店62店舗の環境度調査を実施しました。
調査項目は、1)ラップの素材は塩素系か非塩素系か、2)裸売り商品はあるか、3)買い物袋を持参するようすすめているか、4)牛乳パックやペットボトルなどの店頭回収をしているか、5)古紙入りティッシュペーパーや文具を販売しているか、6)野菜くずなどの処分をどうしているか等です。
調査結果を見ると、ラップについては焼却するとダイオキシンが発生する塩素系がまだまだ多くの店で販売されている一方で、より安全な非塩素系を販売する店もかなりあります。  また、リサイクル製品については、古紙100%のティッシュペーパーや古紙含有の文具を扱う店が少ないことがわかりました。その他にも、興味深い結果がたくさん出ています。  さらに報告書では、調査結果の記載だけではなく、尼崎市のゴミの現状や、その解決策などがわかりやすくまとめてあります。
この報告書を活用し、量販店や市場などで、環境に配慮した取り組みをもっとしてくれるよう話してみて下さい。
報告書をご希望の方は丸尾までご連絡下さい。無料で差し上げます。



丸尾まき  議員活動8年間を顧みて

1992年尼崎市議会での不正出張が露見しました。公費不正使用です。不正は全議員。食い荒らされた議会を市民の手に取り戻したいと考え、市民に信託を求めて議員への道を選びました。
議会で最初に取り組んだことは積極的に発言することと、[はうれん草通信]を発行すること。
[ほうれん草通信]の目的は、大切な全ての市政情報を市民に知らせることです。市政の問題点を分かりやすく指摘し、市民の選んだ議員たちの採決態度や、発言回数、欠席回数まで詳しくお知らせしてきました。
これらの情報を市民が知ることにより、市民は自分たちの真の代理人を選び、市民のための施策を決める議会を作ることができると考えたからです。
[ほうれん草通信]に議員名が具体的に記載されると、ある議員から「議員の名前は書くもんやない」と注意されました。ある古参議員からは「おまえ、俺と対決する気か!」と凄まれたことも。
しかし、市民へ真実の情報を伝えることが、丸尾まきの使命です。これをしなければ、尼崎市議会はまた元の閉鎖的な談合の場に戻ってしまうと考えるからです。市民は、このために丸尾まきを議員として選んでいるのだと確信しています。
「まちづくり」は政治家や官僚が決めるものではなく、そこに住む住民が決めるものです。そのための材料として、今後とも「はうれん草通信」を利用していただければと思います。
この8年間「ほうれん草通信」をご覧くださってありがとうございました。多くのご意見や貴重なカンパをいただき、本当にありがとうございました。




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