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第30号（1999年11月） |
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| 尼崎市に市民平和条例を |
| ≪ ｢ 戦争に協力しない ｣ ステッカーを玄関に≫ |
| ◆ | 自民・自由・公明３党により、アメリカの戦争に協力をする日米新ガイドライン、周辺事態法が制定されました。 自治体の協力としては、救急車による負傷兵の輸送、空港・港湾施設の利用、体育館公民館等の施設の利用が認められます。 また、米兵の一時滞在、施設での弾薬等の保管なども想定され、尼崎市が相手国の攻撃目標になることも十分考えられます。 |
| ◆ | そのような状況の中で、自治体として戦争に協力せず、また戦争が起こらない社会を作るために、私たちにできることの一つは、尼崎市に ｢市民平和条例 ｣ を作ることではないでしょうか。 |
| ◆ | ジュネーブ協定追加議定書では、一定の地域内に、軍隊や兵器がないこと、戦争に協力しないことを条件に、その地域に自治体が
『無防備地域 』 を宣言し相手国に通告すると、その地域への攻撃は国際法により戦争犯罪として禁止されます。 この無防備地域の宣言を含む市民平和条例を制定することは、日本の平和憲法を具現化し、戦争の無い社会の形成に役立つと考えられます。 |
| ◆ | この条例を制定する運動の第１段階として、私たち市民一人一人が戦争に協力しないという意思表示をしたいのです。 そのために ｢玄関口ステッカー ｣ を用意しました。もちろんステッカーは玄関口だけではなく車のバンパーや自転車など、人の目につくところなら、どこでも貼り付けて私たちの平和への意志を伝えていきましょう。 なお、ステッカーは宣伝用パンフレットと併せて１部１００円です（活動カンパ込み）連絡は丸尾牧まで。 |
| ｢ いやや戦争協力 尼崎市民の会 ｣ |
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このマークは、20代の女性が 「人間と同じ大きさの脳を持ちながら、動物界で何ものとも争うこともなく暮らす、ゾウに平和の願いを託してデザインしたものです。」 私たちは、このマークのもとで、全国で平和のために運動してゆこうと考えています。 |
| 介護保険 １０月から認定審査が始まりました |
| ≪内容をよく知って、不利益を受けない準備を≫ |
| ◆ | 訪問調査の調査項目を事前にチェックしておくこと 介護を受ける側が、調査項目を事前に把握することによって、訪問調査のとき、冷静に対応して正確な情報を調査員に伝えることができます。 |
| ◆ | 調査を受ける際は、家族などを含め複数で対応すること。 |
| ◆ | 日常の介護記録を付けておくこと。 |
| ◆ | 調査員が記入した調査表の内容を確認すること。また、その内容をメモにとっておくこと。 調査員が間違って記入した場合に、メモをとっていれば不服申し立ての時に役立ちます。 |
| ◆ | 判断に不満のある時は、県へ不服申し立てを行うこと。 不服審査請求は、県の長寿社会課介護保険室審査担当 TEL 078-362-9118で受け付けます。市の窓口でも審査請求の受付の代行を考えているようなので、まずは市の介護保険課に問い合わせて下さい。 ＜TEL. 06-6489-6343＞ |
| 保険対象者 | 尼崎市に住む４０歳以上の人すべて |
| 給付対象者 | ６５歳以上で介護が必要なった人 ４０～６４歳で老化が原因とされる特定の病気（痴呆や脳血管障害など）によって介護が必要になった人 |
| 認定審査によって次のように介護を受けるランクが分けられます |
| 要 介 護 ラ ン ク | 支給限度額目安 | |
| 要支援 | 日常生活はできるが、歩行などが不安定 | 月 ６万円程度 |
| 要介護 1 | 歩行 ・立ち上がりなどが不安定 入浴や排泄に手助けが必要 |
月１７万円程度 |
| 要介護 2 | 歩行 ・立ち上がりが一人でできない 入浴や排泄に手助けが必要 |
月２０万円程度 |
| 要介護 3 | 排泄、入浴、衣服の着脱などに全面的に手助けが必要 | 月２６万円程度 |
| 要介護 4 | 食事や入浴、排泄、衣服の着脱など日常生活に全面的な手助けが必要 | 月３１万円程度 |
| 要介護 5 | 生活全般にわたって全面的な手助けが必要 | 月３５万円程度 |
| 要介護認定の申請が始まっています |
| ◆ | 在宅福祉サービスを利用中の人 ホームヘルプサービス、訪問入浴サービス、ショートステイ等の利用者と特別養護老人ホームの待機者で ｢市から介護保険ご利用のためのご案内 ｣ の通知が届いた人は９月中旬～11月にかけて、市職員などが自宅に訪問します。福祉事務所への申請は必要ありません。 |
| ◆ | 新しくサービスの利用を申請する人 （現在サービスを受けていない人
） お住まいの地区の福祉事務所へ申請して下さい。 |
| 〇85歳以上と40～64歳で特定疾病 （初老期の痴呆や脳血管障害など老化が原因とされる特定の病気 ） に該当する人→12月から | |
| 〇75～84歳の人→来年1月から | |
| 〇65から74歳の人→来年2月から | |
| ◆ | 施設に入所中の人 １２月から申請を受け付けます。お住まいの地区の福祉事務所へ申請して下さい。 |
| 介護認定の訪問調査は下記の項目です |
| ≪よく読んで正しく答えられるようにしましょう≫ |
| 訪問調査の質問項目 |
| 1. | 麻酔等の有無（複数回答可） ①なし ②左上肢 ③右上肢 ④右下肢 ⑤左下肢 ⑥その他 |
| 2. | 間節の動く範囲の制限があるか（複数回答可） ①なし ②肩関節 ③肘関節 ④股関節 ⑤膝関節 ⑥足関節 ⑦その他 |
| 3. | 寝返りができるか |
| 4. | 起き上がりができるか |
| 5. | 両足がついた状態で椅子等に10分間座れるか |
| 6. | 両足が付かない状態で椅子等に１０分間座れるか |
| 7. | 両足で１０秒間立っていられるか |
| 8. | 5ｍ以上歩けるか |
| 9. | ベットから車椅子等に乗り移れるか |
| 10. | 立ち上がれるか |
| 11. | 片足で１秒間立っていられるか |
| 12. | 一般家庭浴槽の出入りができるか |
| 13. | 体を洗えるか |
| 14. | 床ずれはあるか |
| 15. | 床ずれ以外の処理等が必要な皮膚疾患はあるか |
| 16. | 片方の手を胸元まで持ち上げられるのか |
| 17. | 食べ物の飲み下しかができるか |
| 18. | 尿意を意識しているか |
| 19. | 便意を意識しているか |
| 20. | 排尿後の後始末ができるか |
| 21. | 排便後の後始末ができるか |
| 22. | 食事の摂取を一人でできるか |
| 23. | 歯磨きができるか |
| 24. | 洗顔ができるか |
| 25. | 整髪ができるか |
| 26. | 爪切りができるか |
| 27. | ボタンのかけはずしができるか |
| 28. | 上着の着脱ができるか |
| 29. | ズボン、パンツの着脱ができるか |
| 30. | 靴下の着脱ができるか |
| 31. | 居室の掃除ができるか |
| 32. | 薬の内服ができるか |
| 33. | 金銭の管理ができるか |
| 34. | ひどい物忘れがあるか |
| 35. | 周囲への関心を示さないことがあるか |
| 36. | 視力はどれくらいか |
| 37. | 聴力はどれくらいか |
| 38. | 意思の伝達ができるか |
| 39. | 介護者の指示が通じるか |
| 40. | 毎日の日課を理解できるか |
| 41. | 生年月日や年齢を答えられるか |
| 42. | 面接調査の直前に何をしていたのか思い出せるか |
| 43. | 自分の名前を答えられるか |
| 44. | 今の季節を理解できるか |
| 45. | 自分のいる場所を答えられるか |
| 46. | 物を盗られた等と被害的になることがあるか |
| 47. | 作り話をし周囲に言いふらすことがあるか |
| 48. | 実際にないものが見えたり、聞こえることがあるか |
| 49. | 泣いたり、笑ったりして感情が不安定になることがあるか |
| 50. | 大声を出すことがあるか |
| 51. | 夜間不眠あるいは昼夜の逆転があるか |
| 52. | 暴言や暴力があるか |
| 53. | しつこく同じ話をしたり、不快な音をたてることがあるか |
| 54. | 助言や介護に抵抗することがあるか |
| 55. | 目的もなく動き回ることがあるか |
| 56. | ｢家に帰る ｣等と言い落ち着きがないことがあるか |
| 57. | 外出すると病院、施設、家などに戻れなくなることがあるか |
| 58. | 不潔な行為を行うことがあるか |
| 59. | １人で外に出たがり目が離せないことがあるか |
| 60. | 火の始末や火元の管理ができないことがあるか |
| 61. | いろいろなものを集めたり、無断で持ってくることがあるか |
| 62. | 周囲が迷惑している性的行動があるか |
| 63. | 物や衣類を壊したり、破いたりすることがあるか |
| 64. | 食べられないものを口に入れることがあるか |
| 65. | 過去1４日以内に受けた医療について（複数回答可
） ①点滴の管理 ②中心静脈栄養 ③透析 ④人工肛門の処置 ⑤酸素療法 ⑥人工呼吸器 ⑦気管切開の処置 ⑧疼痛の看護 ⑨経管栄養 ⑩モニター測定（血圧、心拍、酸素飽和度等） ⑪じょくそうの措置 ⑫カテーテル （ コンドームカテーテル、留置カテーテル ） |
| 塩ビラップから環境ホルモン溶出 |
| ≪ただちに製造・使用の中止を！≫ |
| 塩ビラップから、環境ホルモンが溶け出していることが明らかになりました。焼却するとダイオキシン発生原因にもなる塩ビラップを食品に使用するのは避けるべきでしょう。一方、ポリエチレンラップは、ラップを入れた水に金魚を入れた実験でもほとんど問題ありませんでした。 |
| 食品包装用ラップのノニルフェノール溶出値 |
| 登録商標名 （用途 ） | 販売業者名称 | 原材料名 | ノニルフェノール溶出量 |
| ダイアラップG（業務用） | 三菱樹脂(株) | 塩化ビニル樹脂 | 0.19 |
| ポリマラップ（業務用） | 信越ポリマー(株) | 塩化ビニル樹脂 | 0.38 |
| デンカラップ新鮮（業務用） | デンカポリマー(株) | 塩化ビニル樹脂 | 0.32 |
| リケンラップ（業務用） | 理研ビニル工業(株) | 塩化ビニル樹脂 | 0.31 |
| ダイアラップスーパー（業務用） | 三菱樹脂(株) | ポリオレフィン樹脂 | nd |
| サランラップ（業務用、50ｍ） | 旭化成工業(株) | ポリ塩化ビニリデン | nd |
| NEWクレラップ（業務用、50ｍ） | 呉羽化学工業(株) | ポリ塩化ビニリデン | nd |
| エコラップ（一般用） | (株)サンシャインポリマー | ポリエチレン | nd |
| ダイアラップ（一般用） | 三菱樹脂(株) | 塩化ビニル樹脂 | nd |
| ハイラップS（一般用） | 三井東圧プラテック(株) | 塩化ビニル樹脂 | 0.52 |
| リケンラップ（一般用） | 理研ビニル工業(株) | 塩化ビニル樹脂 | 0.30 |
| ポリマラップ（一般用） | 信越ポリマー(株) | 塩化ビニル樹脂 | 0.34 |
| 小皿ラップ（一般用） | 日立化成フィルテック(株) | 塩化ビニル樹脂 | 0.25 |
| スーパーラップ抗菌（一般用） | オカモト(株) | 塩化ビニル樹脂 | 0.63 |
| 抗菌フードガード・ミニ（一般用） | 日立ボーデン （現日立化成フィルテック） |
塩化ビニル樹脂 | 0.24 |
| ヒタチラップ抗菌（一般用） | 日立化成フィルテック(株) | 塩化ビニル樹脂 | 0.31 |
| レンジラップ（一般用） | 三菱アルミニウム(株) | ポリプロピレン・ナイロン | nd |
| 環境思い（一般用） | オカモト(株) | ポリオレフィン樹脂 | nd |
| NEWビューラップ（一般用） | 日立化成フィルテック(株) | ポリオレフィン樹脂 | nd |
| おにぎり用ラップ（一般用） | 日立化成フィルテック(株) | ポリオレフィン樹脂 | nd |
| ハイラップPO（一般用） | 三井東圧プラテック(株) | ポリエチレン | nd |
| ローズラップ（一般用） | 伊藤忠サンプラス(株) | ポリエチレン | nd |
| 単 位 ：μｇ/ｍｌ（ｐｐｍ）、検出限界0.05ｐｐｍ、nd
=検出せず、 溶出条件 ：溶剤（ｎ-ヘプタン、２５度）に６０分 検査機関 ：（財）日本食品分析センター 検査依頼 ：環境ホルモン全国市民団体テーブル |
消費者リポート 第1071号 日本消費者連盟 |
| ラップ抽出水中の金魚 |
| 品 目 | 用途 ・素材 | 金 魚 | 備 考 |
| ダイアラップＧ | 業務用・塩ビ | 死亡 | ５分後、横になった |
| ポリマラップ | 業務用・塩ビ | 死亡 | 1５分後、横になった |
| デンカラップ新鮮 | 業務用・塩ビ | 死亡 | 1５分後、横になった |
| リケンラップ | 業務用・塩ビ | 死亡 | １５時間以内に死亡 |
| ダイアラップスーパー | 業務用・非塩ビ | 生存 | 泡は立ったが元気 |
| 抗菌ラップ・フードガード | 一般用塩ビ | 生存 | 暴れた後、弱った |
| ＮＥＷサランラップ | 一般用塩化ビニリデン | 生存 | 狂ったように暴れた |
| ＮＥＷクレラップ | 一般用塩化ビニリデン | 生存 | 暴れた後、弱った |
| エコラップ | 一般用ポリエチレン | 生存 | ほとんど正常 |
| 食品と暮らしの安全 NO．117号 日本子孫基金 |
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