第21号(1997年8月)






新議長に最古参の石本晟議員
議会改革に黄信号か

だれが彼を選んだの!

 不正出張事件に関わった最古参議員に、市民グリーンクラブ(連合、社民党、新進党)、公明、清風会が投票し、石本晟議長が誕生しました。
清潔が売り物の、公明、清風会の対応は、どういうことでしょうか。
改革を唱えながら、改革の足を引っ張るような選択は、市民の大きな批判を浴びることでしょう。
選挙の時に叫んだように、議員たちが本当に「市民のための正義に則った行動」ができるよう世論を盛り上げて行きましょう。



高濃度ダイオキシンを検出
発生源の調査と対策を!

尼崎市束難波町の公害監視センターで、ダイオキシン類濃度が、0.84ピコグラム(ピコは1兆分の1)という高濃度の数値を記録しました。
国の中央環境審議会が出している長期的な大気環境濃度指針である、0.8ピコグラムさえ、上回っていたのです。
ダイオキシンの毒性は青酸カリの千倍で、人類が作った最強の毒物と言われています。
その人体への影響は、発癌性、催奇形性、免疫機能の低下等が指摘されています。
ところが日本の母乳中のダイオキシン汚染は世界でトップクラスです。
エイズ薬害や水俣病公害等を教訓とせず、同じ被害を繰り返す日本の環境・厚生行政の悪さが、ここにも現れています。
このダイオキシンはゴミ焼却場で塩素を含む物質(プラスチック類等)を燃やすときに発生します。
また工場においては、製品の製造工程での発生も考えられます。プラスチックに塩素が含まれているかの判定も非常に難しく、小規模の焼却炉では、その発生を抑えるのは不可能と言われます。
対策としては、ゴミ焼却炉では、燃焼温度の高温で保ち、ダイオキシンを取るバグフィルターを設置することなどが考えられます。
工場での、ダイオキシン発生抑制については、発生源を早急に特定し、対策をとる必要があります。また民間の小型ゴミ焼却施設についても対策をとる必要があります。ダイオキシン対策の根本的な方法は、プラスチック類等を極力使わないようにすることです。



市民の声

三反田町Yさん
 透明、公正な議会・市政を望んでおります。


栗山町Tさん
 ほうれん革通信で、議員の資産報告の有無等とてもわかりやすく報告してくれ ました。これからも、ご健闘の程よろしくお願いいたします。


水堂町Sさん
 いろいろ言う奴はいるけれど、今までの姿勢をくずさず、いつも市民の側に立った活動をお願い致します。


西立花町Yさん
 行政の不正をどこまでも追い続けることを希望します。市民とともに。


崇徳院Kさん
 私自身の社会参加という意味でも、出馬に感謝しています。


南武庫ノ荘Nさん
 これからは風あたりが強くなるでしょうが、市民のために、これまで同様頑張って下さい。


東園田町Tさん
 初心を忘れず改革を推し進めて下さい。


武庫ノ荘Nさん
 不正をした議員は選挙に出れないようにしなければ、いつまでたっても良くならない。そんな人に票を入れる人がいる限り・・・。


大西町Fさん
 丸尾「先生」にならなくて、いつまでも「まきちゃん(ごんたくれ)」でいてくれることを望みます。




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