第18号(1996年11月) |
まき: | 仮設住宅外の住民の中で借家が全壊で他の場所へ避難をしている方がいる。
借家は、まだ解体されていなかったので、今回の公営住宅の応募ができなかった。 公営住宅の応募基準は、すでに住居を解体された世帯ということである。しかし、家屋が住めない状況(全壊)であれば、解体をしていなくても、当然、災害公営住宅の入居の権利があるはずだが、今回の件をどう考えているのか。 今後、どうするのか。 |
当局: | 県等と相談の上、検討していく。 |
まき: | (住民の生活再建が先だと思うが)県あるいは市の来年度予算で、阪神間南北高速道路建設計画関連の予算を計上するつもりか。 |
当局: | 現在のところ考えていない。 |
今までの[お料理一口メモ]は、農薬の落とし方等、安全な料理の仕方を掲載してきましたが、これからしばらくは、家庭に潜む化学物質について報告します。 鍋にも使われるアルミニウムは、アルツハイマー病の原因のひとつだと指摘されています。 アルミ鍋で水を10分間沸騰させると、アルミが0.82ppm溶けだし、塩を2%加えると約5倍、酢酸0.4%で95倍ものアルミが溶けだします。 アルミホイルも同じです。 フッ素樹脂加工の鍋は、475℃以上に過熱するとパーフロロイソプチレンというサリンと同等の毒性のある化学物質が発生する可能性があります。 普通調理時は200℃程度で問題ありませんが、空炊き等過熱し過ぎることのないようにしましょう。 |
第3次義援金の支給が始まります。 支給を受ける条件は「全壊又は半壊で第1次義援金の支給を受けた人で、年間総所得690万円までの人」になっています。 ここで気をつけてください。 全壊又は半壊でありながら第1次義援金を受け取っていない人は、第3次義援金も受け取れないように思えますが、実はそうで はありません。 第1次義援金は、義援金募集委員会で、まだ、受け付けているので、り災証明が取れれば、第1次義援金から受け取り、第3次も受け取ることができます。 市役所で、第1次義援金は、もう受け付けていないと断られた方も、家屋が全・半壊であれば、再度、義援金募集委員会で申し込みをしてください。 義援金募集委員会はTEL078−362−4560 (疑問点があれば、丸尾まきまで) |
毎年度、二カ所づつ、1998(平成10)年度から五カ年計画で、計10カ所の公立保育所を民間の社会福祉法人に移管する計画が持ち上がっています。 行政改革の一部として上がってさた計画ですが、行政として、福祉分野を後退させ、住民サービスの低下を招く可能性があり、現段階では、疑問のある計画です。 問題点としては、 |
|
● | 私立になると、保育内容について、市から指導するのが難しくなる。 |
● | 私立保育所は人件費削減のため若手保母が多く、公立のようにベテランと若手保母とのバラン スの取れた保育ができなくなる。 |
● | 市(市民)の財産を、民間に無償譲渡するのはおかしい。 |
市長は、幼稚園・保育園を含め、福祉分野の削減を行政改革の柱としているようですが、まずは阪神尼崎駅北側の開発等大規模開発計画の見直しをすべきです。 莫大な予算を費やす開発計画は、一切行政改革の候補には上げられていません。 |
年 度 | 1998 | 1999 | 2000 | 2001 | 2002 |
予定保育所名 | 開 明 園和北 | 竹 谷 大島南 | 汐 江 上坂部 | 武庫ノ荘 東大島 | 浜 田 立花北 |
日本人(大阪)の母乳中のダイオキシン濃度が高いというのは、どのような原因なのでしょうか。 一般的にはダイオキシン排出の7〜8割はゴミ焼却場から発生すると言われています。 ということは、行政がゴミ焼却場から排出されるダイオキシン対策を十分に取ってこなかったことと、情報を伝えなかったことが、ダイオキシン汚染の最も大きな原因のようです。 丸尾まきの一般質問での答弁にあるように、尼崎市では今後、ゴミ焼却場から排出されるダイオキシン濃度のデータを、公表するそうです。 その結果を受けて、塩化ビニールの焼却中止など早急に実効性のある対策を、行政に取らせるよう、はたらきかけていきましょう。 私たちも、ダイオキシンを発生させる塩化ビニールを使わず、ポリエチレンを選択して使うようにしましょう。 |
目次へ戻る |