第16号(1996年5月) |
住専処理に税金を投入することに反対し、抗議の意味を込めて、丸尾まきは近畿の市民派議員と共に税金の還付請求を行いました。住専よりも被災者を救済すべきです。 (写真左から二人目が丸尾まきです) |
阪神間では、尼崎市議会のみがしていない「住専への公的資金の導入反対」という意見書を国へ提出するよう、市民から陳情が出ていました。 しかし、その陳情を総務委員会は継続審議にしました。 時間的なことを考えると、事実上、意見書を提出しないことを決めたのです。 それに反対して、市民自治クラブ(酒井一、丸尾まき)と無所属議員5人の計7人は「意見書を提出すべきだ」と本会議において議案提案しました。 しかし、新政会の議員から議案を継続にすべきだと動議が出され、賛成多数で議案は継続審議にされました。 事実上の廃案になりそうです。 |
今議会で意見書を採択すべきだとした会派と議員 | 意見書を採択せず継続すべきだとした会派 |
市民自治クラブ 宮城、飯田 白井、内田 北川 共 産 党 | 新 政 会 連合新党市民クラブ 社 会 党 清 風 会 公 明 |
有機水銀は頭にたまり、化学汚染物質は内臓、えらに多いので、頭、わた、えらは、きれいに取ります。特に腹の中は、ぬめり、血をしっかりと落としましょう。魚の表面には、新鮮に見せるために薬剤がかけられている場合があり、うろこもしっかりと取ります。煮る場合のあくとりも重要なポイントです。魚を焼く場合は、強火の遠火か、ホイルで包み焼きにすれば、焦げ目を避けることができます。 |
まき: | 中国は硫黄酸化物では世界最大、窒素酸化物では世界第2位の公害排出国である。 十分な公害予防措置は取っておらず、日本にも酸性雨として被害が及んでいる。その他の公害を含め、中国の環境破壊で世界が転ぶかもしれない。 尼崎市の公害克服のノウハウや、簡単な検査機器・機材の提供等、環境分野での交流を図るべきではないか。 |
当局: | 中国の環境破壊は、深刻であるとの認識を持っている。 今後、協力・支援が可能か検討をする。 |
【まきの意見:環境破壊は、時間との戦いでもある。早急に実施を図るべき。】 |
まき: | 24時間巡回型ホームヘルプ事業は評価できる。 しかし、ヘルパーが夜間巡回する場合、床ずれの処置や、人口肛門の処置、痰の吸引等の医療行為はできない。 結局家族がそのような行為を行うことになり、介護の負担があまり軽減されないのではないか。 枚方市では夜間の訪問看護モデル事業を実施するようだが、訪問看護の組み合わせをするつもりはないか。 |
当局: | 現在のところ難しい。将来的には検討課題。 |
【まきの意見:特別養護老人ホーム、グループホームの建設等の施策と平行し進めるべき】 |
まき: | 猪名川、藻川周辺、加えて遺跡、自然林などを「自然の文化と森」に整備する構想がある。 猪名川自然林の復元等評価できるのだが、この構想を策定するにあたって、意思形成過程での市民の声の反映、決定に市民が参加するべきだと思うがどうか。 |
当局: | 構想策定委員会を設置し、地元の人達を始め幅広い市民参加を推進して行く。 |
【まきの意見:今後、閉鎖的な他の分野でも同じように、市民参加を進めてほしい。】 |
まき: | 新年度の食料費の見直し額、個々の事業の見直し額を示せ。 |
当局: | 食料費は、保育所給食費を除いて、472万円減。事業毎の総額は減額しているが、一人あたりの予算については、1万2千円で変更していないもの、あるいは1万円から5千円に見直したものもある。 |
まき: | 法学者、弁護士が度々指摘しているが、県議・市議を接待した場合、贈収賄罪の可能性が出てくるが、違法性の認識はあるのか。 |
当局: | 問題ないと思っている。 |
まき: | 国の事務監査の後の接待は、国の事務を歪めようとしているように思うが、目的と成果を示せ。 |
当局: | 研修の場と理解しており、事務執行に生かしている。 |
まき: | 予算減額の基準、考え方がわからない。 また、市民の理解を得るために厳格な接待基準を設けるべきではないか。 西宮市昼食一人1500円、夕食3000円以内、酒類は禁止。 伊丹市3000円以下限りなく0に近づける。 西脇市昼食1200円、夕食3000円である。 |
当局: | 基準をつくることは考えていない。 |
まき: | 情報公開の拡大等市民の理解を求める気はあるのか。 |
当局: | 公開の拡大はしないが、市民の理解を得られるような執行に努める。 |
【まきの意見:内容の無い答弁。市交際費を含め接待の情報公開の徹底。 料亭、居酒屋、ホテル等での接待はやめ、公共施設に限定。 アルコールをやめ、厳格な接待基準を作るべき。】 |
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