第16号(1996年5月) |
尼崎市は、福祉が進んでいるとの誤解もあるようですが、実情は下記の表の通りです。 兵庫県下だけではなく、全国でもかなり低いレベルではないでしょうか。 神戸新聞情報科学研究所が作成した資料でも、兵庫県下最下位だと指摘されていました。 税金の使い方として、最初に福祉を充実させるのは当然だと思いますが、かなり尼崎市は福祉を軽視していたようです。 どの政治家も「福祉をがんばります」と言いますが、実態はこのような状況です。 福祉よりも大規模開発を好む政治家・官僚があまりにも多すぎるようです。 ただ、明るい話題として、新年度から24時間巡回型ホームヘルプ事業が実施されます。 尼崎市の福祉が、県下最低レベルから少し前に進みそうです。 |
ホームヘルパー利用状況 | デイサービス利用状況 | ショートスティ利用状況 | |
尼崎市 | 49.0日 | 37.1日 | 10.1日 |
伊丹市 | 142.5日 | 91.5日 | 36.3日 |
西宮市 | 60.4日 | 32.2日 | 13.1日 |
芦屋市 | 117.7日 | 66.4日 | 21.7日 |
宝塚市 | 61.7日 | 39.5日 | 18.5日 |
姫路市 | 68.0日 | 26.3日 | 15.8日 |
全 国 | 74.2日 | 74.2日 | 20.6日 |
【ホームヘルプ】 | 日常生活を営むのに支障のある人にホームヘルパーを派遣し、日常生活のお世話をすること。 |
【デイサービス】 | 家庭におられる虚弱な高齢者に、特別養護老人ホーム等で、入浴や食事のサービスなど行うこと。 |
【ショートスティ】 | ねたきりや痴呆性の状態にある高齢者を、家族が介護に一時的に困られた時に、特別養護老人ホームでお世話をすること。 |
皆さんの批判の声により下記のように、不十分ですが官官接待の見直しがされました。 一人あたりの予算金額が、同じものもあれば、半額になったものもあります。 ただ、これらは明確な基準に基づいて見直されたものではないですから、時間が経てばすぐに元に戻ってしまうでしょう。 さらなる見直しに向けて、みんなで努力を続けて行きたいと思います。 |
会議名 | 参加予定人数 | 一人あたり予算 | 事業総額 | |
市政協議会 (尼火会) | 95年度予算 96年度予算 | 32人 ↓ 35人 | 10,000円 ↓ 5,000円 | 320,000円 ↓ 175,000円 |
創生尼崎の会 (国官僚等) | 95年度予算 96年度予算 | 65人 ↓ 62人 | 12,720円 ↓ 12,720円 | 826,800円 ↓ 788,640円 |
市政協議会 (県議・市議) | 95年度予算 96年度予算 | 40人 ↓ 35人 | 12,000円 ↓ 8,000円 | 480,000円 ↓ 280,000円 |
1 .現状の官官接待に、(1)賛成 (2)反対 2.接待にお酒類を埴供することに、(1)賛成 (2)少量なら可 (3)反対 3.接待はいくらまでなら認められますか。金額でお答え下さい。 |
官官接待について、当局は「市民の理解できる範囲内にする」というのですが、具体的にどの範囲まで皆さんの理解が得られるのかを知りたいのです。 接待に反対の方はもちろんのこと、賛成の方も遠慮なくアンケートの回答をお寄せください。 言いたい放題欄、もしくは葉書等でお寄せ下さい。 今後の官官接待見直しに向けて非常に有効な資料になると思いますので、是非とも御協力いただきますようよろしくお願い致します。 |
目次へ戻る |