第15号(1996年新春) |
実施日 | 集会名 | 接待相手 | 場所 | 接待費用 | 一人あたり金額 |
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5月 25〜26日 | 都市行政事務システム 研究協議会 | 松山市、長崎市 等同規模自治体 | 小林実業 料亭? | 111,240円 | 夕食 7,910円 |
7月 14〜15日 | 都市保育行政 主管者協議会 | 西宮市、堺市等 | ホテルニューアルカイック | 225,000円 | 夕食 5,000円 |
8月 24〜25日 | 全国政令市衛生部 局長会理事会 | 堺市、静岡市等 | ホテルニューアルカイック | 296,371円 | 夕食 13,000円 |
昼食 5,000円 | |||||
10月 20〜21日 | 11都市財政協議会 秋季定例会 | 堺市、岡山市等 | むさし料亭? | 420,000円 | 夕食 15,000円 |
ハイアットリージェンシー大阪 | 174,028円 | 昼食 6,400円 |
注・これらの協議会は参加者負担金があるが、負担金は集会室の使用料等で消費され、上の表の金額は、尼崎市の公費でほぼ全額賄われていると考えてよい。 |
自治体間で勉強会・協議会等を催しお互いのレベルアップをするのは良いことなのですが、
ひどいことに、その協議会等のあとには開催地の自治体の接待で、宴会を開いているようです。これらの協議会は、開催地が毎年変わりますから、尼崎市民の税金だけではなく、協議会に参加している各市の税金が順番に食い物にされているわけです。 国、県の官僚への官官接待だけではなく、自治体間でも接待漬けで、役所の幹部は、爪の先までアルコールに浸り切っているようです。 なんともひどい出来事です。 宴会を絶対に認める訳にはいきません。 宴会行政を廃止するために、継続して抗議の声を上げて下さい。 |
官官接待については、竜野市、高砂市が「ない」と答え、三木市、豊岡市が「近年はなくなっている」と答えています。西宮市「昼食1500円、夜食3000円を上限、酒類は禁止」、伊丹市は「限りなくゼロに近づける。原則一人3000円以下」、西脇市「昼食1200円、夕食3000円以内、市側の対応者2人以内」と官官接待見直しに向けて各自治体の前向きな対応が目立っています。それに比べて尼崎市の基準は一人15000円程度。お酒はOKというように非常に後ろ向きの対応で す 。この問題については徹底的に追求していきます。 |
神戸新聞
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額 | 考え方 | これからの対応 | |
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兵庫県 | ● | 接待のための接待はしない | 行政経費を2割削減し、厳正執行を指示 |
神 戸 | ● | 儀礼接待の必要も余裕もない | 通知を出し、特に接待費の適正執行を徹底 |
姫 路 | ● | 通念上、許される範囲で | 予算編成に際し、新しい認識で臨む |
尼 崎 | ○ | 常識の範囲内で | 予算査定で会食の必要性を精査する |
明 石 | ○ | 通念、常識の範囲内で必要 | 適正化の通知を徹底し、経費を一部カット |
西 宮 | ○ | 必要最小限にとどめる | 1人の食費に上限を設け、酒類は出さない |
洲 本 | ○ | 通念の範囲内で必要 | 経費節減に引き続き努める |
芦 屋 | ○ | 必要最小限に | 節度ある対応を庁議で指示した |
伊 丹 | ○ | 限りなくゼロに近づけたい | 96年度予算は94年度予算の半額以下にしたい |
相 生 | ○ | 必要だが節度ある対応を | 節減を旨とし、飲食を避けること、と指示 |
豊 岡 | ○ | 基本的には好ましくない | 千円以上の執行は事前にチェックしている |
加古川 | ○ | 基本的には好ましくない | 96年度は支出を1割削減する |
竜 野 | ○ | 好ましくない | 接待例は最近はないが、適正執行を徹底した |
赤 穂 | ○ | 常識の範囲内で必要 | 必要かつ最小限に。予算は2割削減の配分 |
西 脇 | ○ | 基本的には好ましくない | 食費、対応人数に制限を設けた |
宝 塚 | ○ | 税金だ。厳しいチェックが必要 | 必要最小限のみの予算計上とする |
三 木 | ○ | 基本的には好ましくない | 総務部長通知で執行管理を徹底した |
高 砂 | ○ | もてなしの接待はすべきでない | 会議の賄いがほとんど、あえて対策の要なし |
川 西 | ○ | 必要最小限としたい | 基準内での適正執行を徹底する |
小 野 | ○ | 必要最小限の儀礼の範囲内 | 綱紀粛正の通達で厳正執行を指示 |
三 田 | ○ | 真に必要な場合に限るもの | 目的、内容、額などを厳しく事前チェック |
加 西 | ○ | 情報交換の場として必要 | 引き続き経費削減に努める |
市政についての提言や意見を募集しています。受信は24時間でき、送信は、自宅からでも結構ですし、各支所・地区会館に送信料無料の専用ファックスを設置していますのでご利用下さい。まちづくりに関する提言、官官接待に対する批判等何でも御意見をお寄せ下さい。 ◎送信先 秘書課489−6609、市民相談課489−6600 |
尼崎市は駐輪場の利用料値上げを考えているようです。 議員に対しては正式に報告がないため、値上げ額は新聞報道の範囲内での記事になります。下表のように値上げをすると、経済の原則で当然に、駐輪場利用率は下がります。 そうすれば、ただでさえ不法駐輪が多い駅前周辺がさらに自転車でうずもれてしまいます。 そうならないように市は値上げと併せて駅周辺の自転車の強制撤去回数を増やすようです。しかし、結果的には、駅周辺の広範な地域の不法駐輪が拡大してしまうだけであり、根本的な解決にはならないでしょう。 今回の値上げが現状をより悪化させることは間違いありません。 複数の高速道路建設計画等大規模開発の見直しもせずに、震災の財源不足を、市民に転嫁しようとしているようにしか思えません。 わがまち提言ファックス(上記)へ抗議の声を! |
現在 | 値上げ案 | |
一時預かり1回 | 100円 | 150円 |
一カ月定期 | 1300〜1800円 | 2割程度アップ |
強制撤去返還料 | 1000円 | 2500円程度 |
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