第14号(1995年11月)






丸尾まき活動日誌

8月中旬 彿大社会福祉学スクーリング
8月21日 地方議員 政策研究会会合
  22日 文教委員会
  23日 市民オンブズマン会員と会合
  25日 建設委員会
  27日 橘ふれあいセンター
  28日 都市計画審議会
  29日 酒井議員と会合
  31日 検察審査会力ラ出張 不服申し立て
      市民オンブズマン会合
9月 1日 議会運営委員会
   2日 酒井議員と会合
   4日 議案勉強会
   5日 幼稚園問題会合
   6日 会派「市民自治クラブ」結成
   7日 議会運営委員会
   8日 本会議開会
  17日 ボランティアグループ「マイムマイム」参加
  18日 宝塚市民審議会
  23日「地球村」環境問題講演会
  29日 本会議終了
      議会だより編集委員会



浜根さん ありがとう! そして さようなら!

さる7月27日、私たちと共に市民グループから前市議会議員選挙に立候補された浜根賀津子さんが亡くなられました。
市民グループの中でも最も行動的で障害児・者のため、市政改革のため、多くの市民運動に関わり、たくさんの人達を救ってこられました。
人のためだけに自分の人生を使い切ってしまったような気がします。
浜根さんの思いを胸に、今後の議会活動をしていきたいと思います。
安らかにお眠り下さい。



納得できぬ
市立幼稚園6園が廃園

廃園の基準の参考として通園時間がおおむね30分、距離1.5km、1園20人を下回った場合、3年間状態をみて休園措置を含めた対策を考えるという過去の審議会答申が示されました。
しかし、市民との話し合いもなく提示された廃園案であることや、1園20人を下まわる園はごく一部だということ、休園措置をとらずにいきなり廃園を決めたということ、通園に1.5Kmの距離を上回る地域が出ることなど、問題点が山ほどありました。
議員を含め多くの人に理解されない市当局の提案だったのです。
計画を白紙撤回し、もう一度明確な基準を作り直し市民の理解を得られるものにすべきだったのですが、廃園基準が不明確なまま、6幼稚園の廃園が決まってしまいました。
今回幼稚園の存続のために、多くのお母さん方が運動を展開されました。結果に対して、ほとんどの方が納得できないでしょうが、その運動によって少しですが計画変更を勝ち取れたのはひとつの成果だと思います。
満足できる結果を勝ち取れるまでにはわたしたち市民の力をもっと育てて行かなくてはならないのでしょう。
市民が声を上げなければ、行政は効率優先で勝手に物事を決めていってしまいます。
幼稚園の跡地利用等の問題もあり、今後も継続して、みんなで行政を監視していきましょう。



カラ出張
検察審査会へ 不服申し立て

カラ出張に関して、検察が50人を起訴猶予、2人を嫌疑不十分で不起訴処分とした判断に対して、問題があるということで検察審査会に審査請求をしました。
他の地方議会でも、同じようなことが行われており、この検察の判断によって今後の地方議会のあり方が大きく変わる可能性があるからです。
例えば、一般人が10数回もの詐欺を行い、100万円を超える損害額を出した場合に、刑を問われないというのは被害者にとっても納得できないことと思います。
尼崎市議会は、このような行為を組織的に全員が行い、一年間に約1千万円づつ詐欺行為を働いていた訳です。
普通に考えれば、一定の刑事処分を受けて当然なのです。
検察審査会の適切な判断を望みたいと思います。



お料理一口メモ「もやし」
もやしは白い方が新鮮なのですが、次亜塩素酸、亜硫酸などの化学薬品で漂白していることが多いです。そこで、できるだけ無漂白と表示されたものを買うようにして下さい。料理法は、たっぷり沸騰したお湯に酢をたらし、もやしを入れ、強火で手早くゆでます。酢が化学薬品を中和し、また野菜を白く仕上げる効果もあります。湯で汁は捨てた方が良いでしょう。



震災関連情報
仮設住宅入居者へもっと配慮を!

仮設住宅に入居している子供達に対して、いろいろといじめが起こっていると聞いています。
中には不登校になった子もおり、事態の深刻さが伺えます。
また、仮設住宅入居者へのいたずらや、嫌がらせが後をたたず、いたずらをする人達の行動に悲しみを覚えます。
必要最小限度の生活保障は行政の役割であり、仮設住宅の人達が自立できるまでのサポートは私達の役割であるような気がします。
静かに見守ってあげるというのもサポートのひとつの方法ではないでしょうか。
子供たちを含め家族で一度話し合ってみませんか。

◆オープンしました
【尼崎こころのケアセンター】
中央保健所内で、精神科医や精神保険福祉相談員など専門の相談員が、震災後のストレスなど、心の健康に関する相談に応じます。
TEL489−8704

◆金利が引き下げられました
【個人住宅復興資金特別融資】
震災被害を受けた人の住宅の建設購入を支援するあっせん制度の金利を年3.5から3%(当初10年間)に引き下げます。
TEL489−6608

市民自治・環境・福祉のまちづくりを


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