丸亀ユニオンコンサート '09特集
2009年4月25日(土)。丸亀市生涯学習センターにおいて、「ボクらはみんな生きているのだ!コンサート」を行いました。
会場にお越しいただいた皆様、活動にご協力いただいた皆様、誠にありがとうございました。
今回は、少しブラックな覆面座談会形式でコンサートを振り返ります。
タイガー・ラグ
A メンバーが客席にいて、司会者に呼ばれてステージに上がるパターンは2年続きだね。
B バンマスは、「一緒やないでぇ。去年は始まる前にステージに上がったけど、今年は始まってから上がったがな」ってすんごく得意そうだったわよ。
C まぁ、いっか。ところで、ユニオンって最初はこれくらいの人数だったらしいね。
D このまま加齢が進むと、一人抜け、っていうかこの世にいなくなり、二人いなくなりで、またこんな感じになるのかしら。
E Patさんは、108歳になったら、尺八を持ってステージに上がって、「おじいさん、お年は?」って聞かれたら、「尺八じゃあ!」って言って大往生するんだ、って張り切っていたよ。
F でも、ステージの上でっていうのはどうかぁ。なにかと面倒くさいことになりやしない。
G 20時40分までは心臓マッサージでつなごうよ。
The Queen Bee
A これは、ユニオンにしては珍しい選曲だよね。
B そうそう、勝負しちゃあイケナイ分野だっておぢたちがいってた
C でも、こういう曲もちゃんと練習しとかないと、4ビートでオモシロクってこともできないよね。
D そうね。
E アンケートに「こんなのもできるんだぞと自慢しないところがいい」っていう趣旨のコメントがあったでしょ。
F 思わず苦笑いしたわね。
G ちゃんと聴こえたのかなぁ。
H 「満足とは期待と現実のギャップである」って理論をきいたことがあるよ。
I なるほど。そういう理屈ならわかるぞ。
熊蜂の飛行
A たいへんなことになったよね。
B そうよ。リハのとき、ウレンミラーせんせは、「本番はゆっくりめにいきますから」っていってたのに....
C でも、本番で出てきたテンポは180くらい。ホントは144くらいだよね。
D ナオミおねえさんは、さすがね。負けてないもん。むしろ自分からテンポ上げていってたでしょ。
E そうだよ。客席もア然だった。
F 演奏が終わったあと、岩崎せんせが思わずナオミねえさんに駆け寄っていったのがおかしかったわ。
G そりゃ、とりあえず謝っとかにゃ。あとが恐いやん。
Fox Hunt
A この曲は、正直、「没」になると思っていたよ。
B うんうん、わかる。180を超える4ビートなんてユニオンの領域じゃないもの。
C 2人のソロはなんとなくサマになるよね。
D サックスとかは後ろでクシュクシュになって何やってんのかわからなかったけど。
E 大穴が開かなかっただけ立派というべきだよ。
F 賛成!賛成!
かあさんの歌(元歌)
A この曲は、リハ前になってバンマスが急に、「かあさんの歌しっとるやろ」って持ちかけたそうだよ。
B チロルさんもたいへんね。
C そうだよね。「本番のステージで突然いわれるよりよかろう」とかいって説得されたとか、されなかったとか
D エンディングがゴージャスでテンションも入っておもしろかったわね。
E ほんとはもっとチャラチャラって続けたかったけどキリがないから、エア・ピアノしてたんだってさ。
F あぁ、この写真がそっか。なるほどね。初めて観る芸だわ。
水戸母さん
サンチェスの母親たち
とてもけだるい母さんの歌
とても恐ろしい母さんの歌
シューベルトの子守唄
江戸の子守唄
A 「水戸母さん」は、お決まりのパターンだね。
B そうそう。「またか」と思うかもしれないけれど、これがないと「なんでないのよ!」ってことになるの。
C 「サンチェスの母親たち」は、ナイスなアレンジだよね
D うん。はまりそうにない曲がピッタリはまっているから不思議よね。
E chotさんのソロ、うまかったけどビデオみていたらだんだん沈んでいくのがおかしかったわ。あんなに背が低いわけないもん。
F このステージの圧巻は村川さんの歌と衣装よね。
G 「とてもけだるい母さん歌」のあのいかにもけだるそうな動き。役者だよね。
H あれはふだんどおりで演技じゃないという説もあるわ。
I へぇ。この曲と、「とても恐ろしい母さん歌」はよくわからないっていうアンケートが多かったみたいだね。
J それがユニオンらしさでしょ。
K 正解!
L シューベルトさんは、クラシックとアレンジものの差がうまく出たわね。
M よく響く声だったよね。
R 村川さんのジャージ姿にはビックリしたわ。いつの間に着替えたのかしら。
S 1コーラスくらいの間に舞台袖で脱ぎ捨てたんだろね。ドレスの下にジャージを予め履いていたそうだよ。ドレスの下からジャージがはみ出してたらオオゴトだったね。
T 「出た!一高のジャージ」といって喜んでいた人が客席にいたわ。西ではわかんないかぁ。
U 「江戸の子守唄」も定番だよね。
V 水戸黄門とピンク・パンサーはなくてはならないものなのよ。

パン売りのロバさん
A このタイトルだけ聞くと、まるでロバがパンを売っているみたいだね。
B まぇ、そういう見方もあるでしょうが..
C 東芝さん、あの衣装ピッタリだね。あのまま島で生活しているという噂もきいたことあるよ。
D へぇ、やるわねぇ。今回、東芝さんは衣装をたくさん作ってくれたわよ。たいしたもんだわ。ユニオンの血が流れているのね。
E 歌は今回デビューだったっけ?最初はイヤがる素振りをしてたけど、絶対歌うつもりだったと思うね。この曲とあの声はピッタンコだよ。それにまたえらくよく通る声。
F ところで、中井さんがボレロを脱がそうとしたとき、東芝さんがなんか耳打ちしてたでしょ。あれは何だったのかしら?
G 「きつくてそう簡単にははずせない...」とかいってたんじゃないかな。
ふしぎなメルモ
A これ意外じゃなかった?
B なにが?
C ねえちゃんの衣装だよ。もっとミニでパンツ丸見えにしてくると思ってた。
D う〜ん、期待を裏切るのはユニオンの常道じゃないかしら。
E 歌詞を間違えたのは菓子のせいだとかきいたぞ。
F それ、ダジャレのつもり?バッグの中に赤いキャンディと白いキャンディがあったから、思わず間違ったとかいってたわよ
G それは必然なのか....
黄金バット
A このメイクはインパクトあるね。
B 奥さんがおもしろがって塗りたくっていたわ。
C 鏡を見た衝撃で歌詞忘れちゃったのかな。
D いや、それだけで忘れることはないわ。昔は聞いたこともない曲を前日に渡されて、「歌えっ!」ってバンマスに強要されたみたいよ。今度は準備期間が十分あったはずだから不思議ね?
E たぶんだけど、あの黄金バットの「笑い」があるでしょ。あれでタイミングがズレちゃったんじゃないかな。
G でも、「あれっ?どしたかな」っていうシーンをみんな期待している節もあるわよね。普通に歌ったんじゃおもしろくないし...
必殺シリーズ
A バンマスは、今年は無難にこなしたね。
B 私ほんとは期待していたの。一部でソロもやってお疲れだったでしょ。だから、「もう一回!」っていうのを2回くらいやってくれるんじゃないかと思っていたの。
C それは僕も期待していた。イントロのところでギターの音がなかったから、尾形さんから、「もう一回!」コールがあるかと思ったけれど、うまいことつないじゃったね。さすがステージの場数がちがう。
D ふぁーがでんさんは、ソツくこなした感じね。高音域の持久力で彼の右に出る人はいないわね。
E 小マルサリスさんは、ステージに出てきたときの緊張感がありありと伝わってきたね。
F そう。表情がこわばっていたわ。でも、吹き始めるとあったいかい音でいい感じだった。本番に強いのね。
G 黄金バットやレディス・ロバがなんだか自然にはまってるのは不思議だね。
H モーカランさんの「媚びない感じがいい」ってトミーさんがいってた。来年のテーマが「愛」っていうから、彼女今度は忙しいわね。
E 当然着ぐるみで「アイアイ」とかもやるだろうんね。
春一番
A キャンディーズは定番になったね。
B あの3人は、当日顔合わせ、当日振り付け、当日音合わせあわせでしょ。なんとかしちゃうのがすごいわね。
C 今年は、3人の位置づけが明らかになってしまったね。あれは放送事故みたいなもんかな。
D ん〜、今回は中井さんがいつもに増して積極的に口撃していたわね。
E たぶんだけれど、衣装への不満があると思うなぁ。声には出さないけれど、「もう一度、セーラー服を着させろ!」っていっているようにきこえる。
F 鶴ねぇちゃんも突っ込みいれてたよ。
G 中井さんのアラフォー発言のところだね。あれは笑った。そんなところに正確さを求めてどうするってな感じ。
サンライズ
A くりさん、欲求不満じゃないかな。
B どうして?
C 衣装だよ。今年はふつうだったね。
D そうよね。スペクトラムへの思いかしら。あんまり変なことはできない...
E じゃあ、来年は思いっきりはじけてもらおう。今年は、ひこにゃんかせんとくんかと思っていたけれど、そう簡単にはゲットできないみたい。
おふくろさん
A なんでもやっちゃうよね、おかやんは。
B うん。こわいくらい。
C 2番の「溜め」には参った。完全に1拍待って「おふくろさん」だもんな。腹から笑いがこみ上げてきて、吹けなかったよ。
D みんないっていたけれど、リハでやっといてくれないと本番でつらいですよね。
E ほんまや。