三ツ木城跡
所在地 藤岡市三ツ木字神明前406番地ほか

 この城跡は南北150メートル、東西175メートルの城域をもつ。北側に通称「本丸」、南側に「二の丸」、その左右に小さな曲輪(くるわ)が配されている。本丸は、鏑川によって形成された河岸段丘の崖上にあり、東西70メートル、南北60メートルほどの大きさで、現在は豊受神社が祀られている。本丸の東面と西面には、幅10〜20メートルの竪堀をかねた堀があり、南面には高さ1〜1.5めーとるの土塁が現存する。
 この城は文明年間(1467年〜1487年)に三ツ木信守が在城したと伝えられている。城に接して鎌倉街道が南北に通過し、関東管領の居城であった平井城城域の北縁防御にあたった城であったといわれている。

藤岡市教育委員会

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