県指定史跡 皇子塚古墳 |
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所在地 藤岡市三ツ木字東原274番地 所有者 藤岡市 |
古墳は直径31メートル、高さ6メートル、4段に築かれた円墳である。内部構造は、両袖型横穴式石室で、羨道、前室、玄室からなる複室構造である。石室の大きさは全長8.33メートル、前庭部を含めると12.6メートルになる。県内では例の少ない複室構造を持つ古墳で、保存状態も良好である。 石室は前庭部から前室までが河原石の乱積み、玄室が凝灰岩の切り組み手法を取り入れた截石積みという特徴がみられる。 出土遺物から六世紀の後半に築かれ、7世紀前半まで追葬が行われたと考えられる。 |
平成5年3月 群馬県教育委員会 藤岡市教育委員会 |