Elassoma evergladei
★現在は飼育していません。 ( ̄_ ̄)

ギャラリー

北米に生息する小さなサンフィッシュの仲間です。 大きさは2〜3cm位です。
最初に導入したときは、「なんだ〜? この黒くてちっちゃいのは!」と思いました。
♀は茶色っぽい小さな魚。 ♂も似た雰囲気・・・。
しかし、♂は発情したり、気分?で真っ黒くなり、更に青銀色を散りばめた夜空のような姿に変貌します!
ぽけーっとしてるかと思えば、人の姿を見ると「餌くれぇーっ」とバタバタする可愛いやつらです。
水温・水質とも難しくはなく、卵生メダカやエビの仲間を飼える方なら全く問題ないと思われます。
うちでは、2リットルのビンで、マツモ2本・大磯砂少々・加温無し・エアレーション無しで3週間程飼育しましたが、
何の問題もなく元気に泳いでいました。 冬の時期でしたので、寝るときは室温は5度位だったと・・・。
このことから、緩やかな水温の低下(変化)であれば十分に適応できるようです。
うちでは、病気に罹ったことはありませんし、丈夫な種類だと思います。
ペア飼育していると、♂がヒラヒラと舞うような動きで♀にディスプレイします。
攻撃するときは直線的な動きなので、すぐに違いが分かります。
♂の攻撃から♀を守るために、水草を多めに入れて隠れ家を作るのもいいと思います。
水槽の奥に、ピートを軽く一握り程入れるか、ピートを容器に入れて置いておくとそこを巣にするようです。
♂が♀に頻繁にディスプレイをするようになると、揃ってピート付近に居る事が多くなるので、
恐らくこのときに産卵していると考えられます。
しばらくすると、♂がピートの周りを縄張りのようにして♀を追い払うようになります。
♀は近づこうとする度に追い払われるので、♂が稚魚を守るのかもしれません。(あくまでも、「かも?」です。)
しかし、実際この段階で容器を取り出してみると、ピートに隠れてる稚魚を確認できます。
ピートを入れた容器ごとプラケに移すか、スポイトでそっと稚魚を吸って移動させると管理が楽です。
稚魚は小さい部類に入ると思います。 勝手に沸いているインフゾリアなどを食べて大きくなるのを待ちます。
少し成長して、ブラインが食べられるようになると一安心だと思います。 
スクスクと育つので、細かくした冷凍アカムシをあげるのもよいでしょう。(最初はエサとして認識してくれませんが)
うちでは、30cm水槽に少し大きくなった稚魚を20匹程入れ、成魚まで育てましたが大きな喧嘩はありません。
もちろん、中途半端に数が少ないと苛められっ子が出るかもしれませんが・・・。
小型魚が好きな方には、是非一度飼って頂きたいと思います。
エサをじーっと見つめ、そーっと近づき、ぱくっと食べる仕草も可愛いものです。
水面を見上げ、見上げ過ぎてひっくり返りそうになる仕草も可愛いものです。
きっと一度飼うと手放せなくなること請け合いです。

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