icon ニイハウ島(別名 禁断の島 forbidden island )

  カウアイ島の南西27kmにある個人所有の島。広さは約200平方km。1863年にシンクレア婦人という人物がカメハメハ4世から1万ドルとピアノ1台で買いとったといわれている。今はロビンソン家の所有。観光客は上陸できないようで、カウアイ島からヘリコプターツアーがでているらしい。ニイハウシェルという美しい貝殻で有名で、この貝殻からつくったつくったシェルレイはカウアイ島で買うことができるらしい。(僕は本物は見たことがない。ワイキキのインターナショナルマーケットプレイスで売ってたけど、きっと贋物でしょう。)
 「地球の歩き方」や「裏ハワイ読本」を見ると、ニイハウ島の住民は外部との接触を制限され、英語ではなくハワイ語の使用が強制されている・・・・なんてことが書かれている。民主国家のリーダーを自称するアメリカ合衆国の中で、こんな人権無視もはなはだしいことが行われているなんて、これ大問題ですよ!
 本当は過去には外部との接触が制限されていたけど、今は島の住民は他の島へ自由に行き来できるし、子どもたちはカウアイ島の学校にいってるらしい。でも、定期的な交通機関がないし、外部からの人間が島に入るのは原則的の認められておらず(私有地につき立ち入り禁止ということかな)、それで、ニイハウ島では古代のハワイの住民の言語、生活様式がそのまま残っているという神話を生んでるみたいだ。ただ、現在もハワイ語が日常語として使われているらしい。
 日系人も住んでいたみたいで、1941年の12月7日(ハワイ時間)の真珠湾攻撃で故障した日本軍の戦闘機が不時着したあと、操縦士の新開地少尉はハラダというニイハウ島の日系人に助けられている。(新開地が投降せず、武装したため、後で二人とも殺されたけど。)
 ここに書いた話は、全て本から得た知識と伝聞なので、僕が実際に見てきたことじゃない。もし、実際に行ったことがある人がいたら、事実を聞かせてほしい。


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