宮古島DivingT

1999年6月1日〜9日

知って得する宮古島 観光スポット ダイビングサービス
ダイビングログ 大人のひとりごと   

知って得する宮古島

大小8つの島からなる宮古諸島の主島。比較的平坦な島ながら、波静かで真っ白い砂浜と断崖絶壁が連なる荒々しい景観をもっている。中心となる平良の町にはなぜかコンクリートの建物が多く、赤瓦の古い家並みは残っていない。これは1966(昭和41)年9月に最大瞬間風速85.3mを記録した宮古島第2台風で家屋が損壊したからだという。宮古の人の心にはこのような天災や重い人頭税などにも屈しなかった¨あららがま¨の精神があり、みんな明るくエネルギッシュである。そんな宮古の人が好きになり年に2〜3回通うようになった私である。1992年に全長1425mの宮古本島と池間島を結ぶ池間大橋、1995年に1690mの宮古本島と来間島を結ぶ来間大橋が開通して以来、新しい観光地となっている。日本の都市公園百選のひとつにも選ばれた宮古島の最東端にある東平安名崎は紺碧の海に向かって2kmの岬で360度の大パノラマが眺められ、とても自然の多い島である。このような中で開催されるトライアスロンはみなさんも御存知のことと思います。そして宮古の海といったらアーチ、ケープ、ホールといった地形、幻のサンゴ礁の大陸、八重干瀬の素晴らしいサンゴを目的にやってくるダイバーが多いはずである。さまざまな形のアーチ、そして穴の中から見る海のブルー、幻想的な光景が至る所で見られ期待感あふれる回遊魚狙いのポイントなど、数多いポイントがあり、ダイバーにとってとても魅力を感じる島である。私はどちらかというと地形が好きで宮古の海を愛し始めた一人である。是非一度はみなさんに行ってもらいたい離島である。一度行ったあなたは私と同様に宮古島が好きになるはずだ!!
戻る
観光スポット
池間大橋
池間島と結ぶ橋で全長全長1425m。橋からの眺めは最高にすばらしく私は池間大橋の夕日が大好きだ!!
池間大橋

池間大橋
戻る
東平安名崎
島の東部、太平洋と東シナ海の間に細長く突き出た岬で、宮古屈指の景勝地。先端に立てば地球の丸さを実感出来る。透明度も抜群でまれに断崖から海を覗きこむと大きな魚が見えることもある。
風力発電の風車(西平安名崎)
北端のにも岬が細長く突きだしている。これから新エネルギーとして期待される風力発電の研究施設があり、大きな風車が気まぐれな風によって回っている風景が絵になる。またここも夕日が綺麗である。
風車
戻る
ダイビングサービス
宮古島と言えば当然マリンサービスMIYAKOである。ぜったいおすすめショップである。一押し!!
ダイビングログ
6/2日  3日   4日   5日   6日   7日   8日 


日付 天気 透明度 最大水深
1999/6/2 晴れ 30m 38.1m
ポイント エントリー エキジット
通り池 10:24 11:11
今日は梅雨の晴れ間に出会い宮古の素晴らしい海とエビ博士の田部井さんを一人占めしわがままいっぱいで出航した。サシバ(船)の広いデッキで一人ゆったりとマリンブルーを満喫していると、ベタ波で水中がよく見えるため亀がゆうゆうと泳いでいる姿を発見でき心が揺れ動いた。あ〜無理して休んで来てよかったと心から思った。本日の1本目は通り池をリクエストし広角レンズで地形を中心に水中撮影を行った。通り池の海底(砂地)38.1mにへばりつきブルーの海を被写体に撮りまくった。DECタイムを気にしながら粘れるだけ粘った。帰り際にガイド田部井さんがヘルフリッチがいる場所を他のショップから聞いていたので探しに行ったが私はDECタイムが気になり深海には行かなかった。綺麗なヘルフリッチがいたようである。マクロレンズを装着して次回撮影することにしたが台風3号のおかげで潮が悪いため今回は撮影出来なかった残念である。印象に起こった魚 グルクン、ウメイロモドキ、オオモンイザリウオ


日付 天気 透明度 最大水深
1999/6/2 晴れ 30m 25.6m
ポイント エントリー エキジット
魔王の宮殿 12:01 12:55
本日の2本目は魔王の宮殿をリクエスト、皆が憧れる宮古の地形人気No1&No2ポイントをわがままリクエストして一日で潜ってしまった。以前魔王の宮殿ではぐれたことのある私は今回は田部井さんから目を離さずついていった。最初にグーニーズケーブに行った小さな光がとても綺麗でありスポットライトに魚が照らされていた。やはりメインのポイントの光何度見ても飽きることはなく最高に綺麗で光が自分にパワーを与えてくれた。水中撮影は広角の難しさに降参しそうであるがそれをバネに勉強していきたい。


日付 天気 透明度 最大水深
1999/6/2 晴れ 25m 32.0m
ポイント エントリー エキジット
リョーマドロップ 14:40 15:38
本日の3本目はリョーマドロップを潜りいつもなら砂地の穴に入りリョーマエビやシマクダリボウズモドキを見に行くのですが、今回は昨日までものすごく群れていたウメイロモドキを狙って潜ったが昨日とは違いあまり群れていなかったのでキンメモドキをひたすら撮影した。ウメイロモドキの綺麗な黄色がマリンブルーにとけ込む写真を撮影したかったが今回はお預けだ!!今日も一日終わりMUに帰った後本日入荷したオリオンビールの樽3本を飲み明かす勢いで乾杯した。夕食はぶじゃと2人で近くの郷土料理『蔵』で写真についてかったた。蔵はすべてが美味しいが一番のおすすめはアサー天ぷらでビールのつまみに一番マッチする。
戻る


日付 天気 透明度 最大水深
1999/6/3 晴れ 25m 33.5m
ポイント エントリー エキジット
キノコの里 10:33 11:26
宮古島の3本は老いぼれた体にはきつく本日からは2本と決めた。以前マクロレンズでパープルのイソギンチャクにハナビラクマノミが住んでいた写真を撮ったが、今回は広角で撮りたいとリクエストしたそのポイントはキノコの里であった。半年ぶりに再会したハナビラクマノミの熊ちゃんは僕を笑顔で迎えてくれた!!イソギンチャクは巨大化しておりびっくりした。よく雑誌であるように丸くなったイソギンチャクを狙うつもりであったちょっと触って見たがいっこうに丸くなってくれず断念してシャッタを切った。また半年後にチャレンジだ!!


日付 天気 透明度 最大水深
1999/6/3 晴れ 25m 21.0m
ポイント エントリー エキジット
ミニグロット 13:36 14:46
ミニグロットには入らず入り口付近でスカシテンジクダイが群れているのを、カスミアジやバラフエダイが捕食しているのを狙って撮ったが出来上がったポジを見たらバラフエダイどこに写っているの?って感じで全て距離が遠すぎて失敗。おまけにウツボも撮ったがこれもまた小さい広角もマクロも寄りが大切であると実感したこれも勉強である。全部フイルムを使い切ってから船下で遊んでいたらグッド フェローズのガイドさんがマダラエイが寝ていると教えてくれて見に行った。寝ていたのであまり興味がなかったが田部井さんが寝ていたエイをくすぐって起こしたため絶好の被写体に変わったがフィルムがない・・・・・フォトコン入賞に逃げられた。
戻る


日付 天気 透明度 最大水深
1999/6/4 はれ 25m 32.3m
ポイント エントリー エキジット
中の島ホール 10:20 11:14
今日から慣れた100mマクロにセッティングを替え小物一本でエントリした。今日からご一緒するお客さんは広角レンズ専門のちょっとおかしなおじさんだ!!私はマクロなのでゆっくり行くからという暇もなく田部井さんからはぐれてしまった。あ〜あまた自分の世界にのめり込んでしまった反省!!少しホールの方へ探しに行ったが、視界が悪くなってきたので船下方向へ戻りながらハタタテハゼ、アカハチハゼなどをじっくり撮影していると田部井さんたちが、戻って来た。まず最初にごめんなさいと心を込めて誤ったが声は出なかった。マクロは周りが見えなくなってしまうので気をつけたい。


日付 天気 透明度 最大水深
1999/6/4 晴れ 30m 35.0m
ポイント エントリー エキジット
アントニオ ガウディ 14:23 15:12
2本目からはちょっとだけにぎやかになり2名増えた。それもマリンサービスMIYAKOには珍しく女の子?人である。以前までいたアケボノハゼを狙って潜ったが運が悪いのか姿は見せてくれなかった。しかしオドリハゼを見ることができたが、撮影には失敗した。なぜならマクロの鉄則通り一歩近づき一枚・・・・で近寄ったてシャッターを切ったらストロボの光で隠れて一人で数分粘ったが二度と出て来なかった。オドリハゼは一発勝負だ!!帰り道で田部井さんがなまこに付いているウミウシカクレエビを見つけてくれて持って来てくれた、これが意外といい写真に撮れていた。
戻る


日付 天気 透明度 最大水深
1999/6/5 晴れ 30m 28.0m
ポイント エントリー エキジット
デベソT 10:23 11:17
台風3号の影響で潜れるポイントが限定され狩俣部落前のデベソTに来た。砂地にちょこんとあなたのデベソのように根があるポイントだ!!昨年までは珊瑚礁が綺麗だったが温暖化で弱った上に強烈な台風で皆死んでしまったようだ。このポイントは小物が多く結構好きな場所で知り尽くしたポイントのため最初から船下近辺で撮ってると申告して好きなエビ(アカヒゲカクレエビ)やガラスハゼをじっくり撮った。マクロ撮影はどうしても粘って撮りたくなるので人に迷惑をかけてしまう、そのため少しのリスクを背負ってでも船下でじっくり撮らせてくれるマリンサービスMIYAKOの田部井さんに感謝している。よく広角写真をしている人にマクロにはまると性格が暗くなるとか、ダイビングをしている楽しさが見えなくなるといわれる方がいますが、本当にいい写真を広角で撮ろうとした時も結局はファインダーしか見ていないため同じだよっていいたいし、本当に小さな魚の顔全体、目元、口元、表情、愛らしさが見えてないんだなとかわいそうになる。

日付 天気 透明度 最大水深
1999/6/5 晴れ 25m 26.5m
ポイント エントリー エキジット
デベソU 13:11 14:10
2本目はデベソTから少し離れた今度は僕のデベソであるがここもTと同様サンゴはほとんど死んでいる。以前はコブシメの産卵するサンゴがあったが全て死んでいた。今回は基本的にガイドに付いて案内してもらったが、ワニゴチがいたので目のアップを撮っていたら左の方に先に行ったはずのグループのメンバーが右上にいたのでいるんだと思っていたら違うショップの人たちだった。やはり左先に泡が見えたのでゆっくり追いついたがデベソは一つの大きな根のためくるくる回るだけのポイントだ!!今日はみんなで『めしあがれ』で食事をした。お腹一杯食べて、め〜一杯飲んでもすごくお値打ちで郷土料理が食べれました。その後気のあう4人で(田部井さん含む)テツのバー「ボックリーのチョッキ」で飲み明かしました。
戻る


日付 天気 透明度 最大水深
1999/6/6 晴れ 30m 13.4m
ポイント エントリー エキジット
灯台下(池間) 10:36 11:27
台風3号の残した波風は結構影響を受けた。マリンサービスMIYAKOともう一件ぐらいしか船を出していなかったが、さすがオナーぶじゃの経験豊富なデータによりこの波、風で潜れるポイントはここしかないと田部井さんに指示し池間の風下になるポイントに行った。見た目で浅いポイントであったが初めて潜る場所だった。船下でサンゴガニの卵もちを発見してちょーアップで撮りまくった。36枚撮り終わってダイコンを見るとまだ25分しかたっておらず迷わずフィルムチェンジに船に戻った。チェンジしたフィルムは全てサンゴガニを撮った。ん〜んわくわくせずドキドキした。


日付 天気 透明度 最大水深
1999/6/6 晴れ 25m 22.2m
ポイント エントリー エキジット
池間 14:01 14:56
今回はガイドのケツについて行くぞと思いながら気がつくとアカヒゲカクレエビを一人で撮っていた。ヒレフリサンカクハゼが背ビレをぴくぴくさせ絶好の被写体だったそうだが、ガイドについていかない僕は見ることが出来なかった。今日の夕食は『おふくろ亭』に本日到着した人を含め7人で楽しい食事をした。今日も楽しいお酒が飲めた。この夜はMUの広場が荒らされたがその話はやめておこう。
戻る


日付 天気 透明度 最大水深
1999/6/7 晴れ 25m 8.5m
ポイント エントリー エキジット
サバイノウ 10:31 11:32
分けあって今日は体験ダイビングポイントだ!!最初からフリー行動でスパーマクロセッティングで望んだ。カクレエビが一杯いたが動きが速いのでスパーマクロには向かなかった。使える写真はなかったがエビの多さにびっくり今度宮古に行ったときは、100mマクロで狙いたい場所だ!!


日付 天気 透明度 最大水深
1999/6/7 はれ 20m 21.6m
ポイント エントリー エキジット
崖下 13:46 14:35
今日は本当にエビづくしだ!!他のメンバーがスネークホールに入っているときにいろいろ被写体を探したが、記念撮影程度だった。ハナゴイの根にはアカネハナゴイの群が素晴らしく綺麗であった。その根の裏にイソギンチャクカクレエビがどっしりと腰を据えていたので、私もどっしりと腰を据えてじっくりスパーマクロで狙ったが光が足りずアンダーになってしまった。ストロボを増強することを検討中です。
戻る


日付 天気 透明度 最大水深
1999/6/8 晴れ 25m 27.4m
ポイント エントリー エキジット
バベの家 10:32 11:25
今日で宮古の海と当分さよならだと思うと寂しくなり船の陰で一人泣いていた?ガイドの田部井さんとお客さんの3人で潜った。いつも気づくと最後尾は私になっている反省した。ここもまたハナゴイが綺麗に群れていた。帰り際にウミウシの交尾を覗きみしているウミウシカクレエビがいた。私も一緒に覗いて見た、覗き見はとてもいいものだとウミウシカクレエビが教えてくれた。くせになるかも?


日付 天気 透明度 最大水深
1999/6/8 晴れ時々曇り 20m 25.3m
ポイント エントリー エキジット
クロスホール 13:38 14:39
久方ぶりのクロスホールでしたが、あまり鋭い日差しではなっかためか?目に涙がたまっていたのか?定かではないがあまり感動しなかった。やはり地形は光の光線が必要不可欠である。次回が楽しみである。今日は最後の夜宮古の酒を全部飲み干す勢いで町に出た。バブル全盛期はついネオン街にきえていった私だが不景気の今はテツのバー「ボックリーのチョッキ」で田部井さんと早朝まで飲み明かした。
戻る


大人のひとりごと
今回の宮古島ダイビング計画は、当初3月の3連休に代休を足して宮古島に行こうと計画しましたが仕事好き(ちょっと疑問?)の私としては、仕事が入ればつい仕事を優先してしまい延びに延びて6/1〜6/9の日程でやっと行くことが出来ました。いつものことですが宮古島に行くときは必ず一人旅です。好きで一人で行くわけではありませんが…。'98年9月以来の宮古空港入りし今日は誰が迎えに来てくれてるかどきどき・わくわくしている自分がすっごくかわいく思えた。今日午後から1本潜る?と聞かれちょっと考えた後、カメラのセッティングを全然していないので今日はゆっくりすることにした。さすがに宮古島は蒸し暑いが、名古屋の蒸し暑さとは違い潮風のおかげでわりに過ごしやすい。ペンションMU(ムー)に着くとぶじゃと直子さんが出迎えてくれた。当然使用するダイビングショップはマリンサービスMIYAKOである。再会の握手をした後、早速直子さんの手作りご飯を(昼食)みんなで食べた。ん〜んこれが宮古の味とやっと宮古島に帰って来た気になった。食事終了後部屋でカメラ機材のセッティングを行い明日に備えた。午後4時ぐらいに今日海に出でいたイントラの田部井さんが帰って早速オリオンビールで乾杯した。今日は他のお客さんが最終日ということでMUでみんな一緒に食事をすることになった。食卓に並んだ直子さんの手作りご飯はグルクン唐揚げ、角煮、鰹の刺身など沢山いただきビールも飲み干してしまった。明日からのダイビングに備えて程々に退散した。マリンサービスMIYAKOのスタッフみなさんには、大変よくしていただき貴重な休暇を楽しく過ごすことが出来ました。ちょーわがままダイビングをさせていただき水中写真家の卵としては嬉しかった。田部井さんには心配をかけたり、夜の酒場に付き合っていただき本当にありがとうと名古屋から叫んでいます。是非近いうちに今尾海洋スタジオの気心あったメンバーでおじゃましたいと思います映子さんも連れて行くからね!!やっぱり海は宮古が一番である。

BACK PREV NEXT

HOME