体長5mmほどの個体です。背面突起が球状なので、一見マツカサウミウシの仲間かと思いましたが、よく見ると触角以外に 頭触手があるのが分かるのでミノウミウシの仲間であることが分かります。ウミウシガイドブックには該当するものが無かったので、 ラドマン先生のサイトを見て Eubranchus leopoldoi というのを見つけました。背面突起の模様や形状、背中のオレンジ色の細点 触角なども含めてほとんどこれに間違いないのではないかと思います。ただひとつ問題なのは、ラドマン先生のサイトに掲載され ているものがカリブ海のバハマからの報告のものだけということです。もちろん地域差があっても同じ種かもしれないのですが、 ラドマン先生のサイトでも、その特徴などが詳しく触れられてないのではっきり確認することができません。よってここでは?つき の状態にしておきます。でも、こんな種類が見れる三崎浦ってすごいでしょ。 2003. 1. 25. 「バンドウの根」ポイントにて |