体長7センチほどの個体。平らな岩の上を移動中でした。よく見るミヤコウミウシとは若干雰囲気が違うので、ネットなどで調べましたが、 100%該当するものはありませんでした。しかし、触角や二次鰓、イボ状突起とブルーのスポットの組み合わせなど、ミヤコウミウシの特徴 は兼ね備えています。ただ、体全体に占めるイボ状突起の割合が異常に多いのが気になります。ブルーのスポットのある範囲も、左右に 3対ずつきれいに並んでいるのもどうかと思ったんですが、これは、『西海』のところに載せているミヤコウミウシが、多少そのような感じにも 見えるのでありかな、と思ってます。結論として、今のところ完全に一致するものが見つからず、ミヤコウミウシの特徴を持っていることから、 ミヤコウミウシとしておきますが、今後、新たな事実が見つかれば再同定するかもしれません。 2002. 7. 13. 「99」ポイントにて |