DORIDIAE sp.



 体長15mmほどの個体。体全体の雰囲気はイソウミウシの仲間のように見えるのですが、背面の付着物のような
模様は、サンカクウミウシやヒオドシウミウシなどの特徴にも一致します。触角も特徴的なのですが、ぴったりはまる
ものがありません。二次鰓は、付着物のような模様のすぐ後ろにある途切れたリング状の少しオレンジ色が薄い部分
です。二次鰓も触角もはっきり出ている状態ではないようなので、これと言う決め手になるものが曖昧なため、しっかり
した同定は難しいので、ドーリス科の不明種としておきます。
                                                 2004. 12. 17 「ナカザキ」ポイントにて