ウップルイノリスサビノリスサビノリ



寒風吹きすさぶ中、真冬にノリを摘むシーンが北の風景としてよくテレビなどで紹介されるが、
多くはこのウップルイノリを採取している。潮間帯の上部に生育し、幅が狭くて長いのが特徴である。
大きなものは長さ30cm、幅5cm位になるが、長さ20cm、幅1-2cmが普通である。雌雄別々の個体に
生殖器官が形成される(雌雄異株)。おすめす別々、当たり前の話ではないかと思う人が多いと
思うが、ノリの仲間には同じ葉に雄雌の繁殖器官を持つものが多い。北海道一円に分布し、冬の時期
に採取されたものは程良い歯ざわりで磯の風味に富み、美味である。

スサビノリはアサクサノリと並んで養殖対象種として、海苔養殖にとって重要な種である。 葉は一層の細胞からなる薄い膜状で、卵形から長卵形、円形、または笹の葉状と変化に富む。 大きさは5-20cmで幅は3-10cmで葉の縁辺は大きく波打つ。雌雄同株で、雌雄の生殖細胞は葉の縁辺 から白い縦縞状の斑点をつくる。色は光沢がある紫紅色であるが、写真のようにしばしば緑がかる こともある。潮間帯の岩に群がって生育する。ウップルイノリ同様、冬に採取され、干し海苔として 製品になる。分布は北海道一円。

スサビノリスサビノリ


 学 名
    ウップルイノリ Porphyra pseudolinearis Ueda 
   スサビノリ     Porphyra yezoensis Ueda    
     
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