山手公園を臨む絵本の挿絵のようなシルエットに惹 かれて、気づいたら、丘の上のアパートの階段を駆け上がっていた。  横浜山手カトリック教会辺り師走の空、らしからぬそら。 |
月の光は変わらねども・・・ 赤坂見附 たなびくあえかな薄ごろものような雲が、本当はこの谷間に。 |
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  横浜駅ホームでも、息苦しいと、すぐ空を探してしまう。 |
後楽園の観覧車から 都会の夥しいネオンの洪水は、哀しい気分のときは、いっそう滅入るだけ。 |
 ありあけづき 部屋から |
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東京国立近代美術館工芸館 この建物は、1910年に近衛師団司令部庁舎として建てられ、重要文化財指定後に修復され、工芸館として開館。『日本のアール・ヌーヴォー1900−1923』を見に行くと、木立の中の落ち葉や草木の実が、秋の終わりの冷たい雨にじっと濡れている。自然界はこれから冬越しの準備。右の星のアイコンは、通風口。撮影していると、怪しげな者に思われたようで、警備員がそれとなく話しかけてきた。『何か見つかりましたか。』  |
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