昔ながらの駅弁ではないけれど、各駅のお弁当の新顔がいろいろ増えた時期からのお気に入り。JR米原駅でいつも買うのが、この『いづつや』さんの『湖北のおはなし』。メルヘン風と思いきや、しっかり大人の味。金約千円也。全体のバランスの良さに惹かれて・・・・ドロボーさんの好きな唐草の風呂敷に包まれた、簾の函の中には、− メインの鴨を粒胡椒でローストしたもの、かしわの鍬焼き胡麻まぶし、甘辛こんにゃく田舎風、ふんわりだし巻き卵、葱とおあげのぬた、小芋の丸煮、川えびの佃煮。あと、おつけもんに、梅干し、山牛蒡(これ、ちょい、しょっぱい)赤かぶら。ごはんは、白おこわ、櫻の葉が下に敷いてあるのを、最初見つけた時は、宝物を見つけた気分。香がおこわに移って・・・あしらいに菊や笹の葉、小菊の花も。写真は、黒豆だが、季節によって、おこわの具は、枝豆、栗、山菜と変わる。お口なおしに、サイコロに入った黒あめちゃんを。




§ええかげんレシピ その5 根みつば炒め    

*材料−根三つ葉一把(128、148円位になってから買うべし)、醤油、サラダ油、ごま油だけ。
          
これは、オリジナルは向田邦子氏のレシピだったやうな。根本は切って、2、3センチにざく切りしたのを、茎、葉の順で、サラダ油で、強火で炒める。太い茎はいつまでも生っぽいような気がしても、維管束、というのか、何というのか、ほら、理科の時間に習ったでしょ、空洞に、筒状になっているので、案外中は火が十分通っているし、シャキシャキ感が命なので、炒め過ぎにくれぐれも注意。味つけは、しゃっと、お醤油ひとふり。仕上げに、香りづけにごま油。好きな人は、ごま油だけで炒めても。なして、これだけでおいしいのか、と毎回思いつつ・・・やっぱり・・・香り・季節感が一番のごちそうかな。この場合。

§ええかげんレシピ その5 納豆+粗挽きコショウだけ  

*材料−納豆、必ずあらびきのブラックペッパー

これは、熟練した料理人にしかできないので、初心者はお避けになった方がよろしいでしょう。買ってきた納豆に、粗挽きのコショーを適宜ふりかけるのみ。ただそれだけ。塩味が欲しい方は、お醤油はいけません。塩で。絶対塩です、この場合。ま、ミルがあって、お時間のある方は、その場で挽きたてを。
おいしいのです。これが。




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