フジーユー・ソロアルバム録音風景日誌
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プロローグ
初めまして!イエーッ! フジーユーこと(藤井裕)です。3年という月日、長くもあり、短くもあり、いろんな人生ドラマがありました。しかし、ついにフジーユー・ソロアルバム完成!参加、協力してくれたみんなにほんま感謝!!55才にして発(初めての)ソロアルバム、何かみょうに興奮しています。自分のアルバムを作る事で今まで(Band)とは違う発見がいっぱいあり、フジーユーの音楽センス、楽器のセンス、歌のセンス、その他・・・・・・・。自分以外の人の存在の大きさ痛切に感じました。さて本題に入る前にこの人を紹介しないわけにはいかない。イマーノキョーシローこと、忌野清志郎!!彼がいないとこのアルバムの完成はおろか、ソロアルバムを作ろうという気にもなっていなかったかも知れない。清志郎とはその昔から知ってはいるが一緒に奏るようにいなったのは当時、彼ひきいるBand(スクリューミング・レビュー)に参加してから、洋楽思考だった僕が日本語でロックしてる彼を肌で感じ「うん、カッコええ!」と思ったのは確か!そんなこんなで約3年前、僕が当時「フジマサ」と言うユニットをやっているころ清志郎をゲストによんで大阪でライブをやり、その帰りの新幹線・・・・・・・は何事もなく・・・・・・・・東京駅に着いて別れる前にまだ完成してなかった「引きこもり」の歌詞を手伝ってもらおうと話を持ちかけた所、すると彼は「今、ロッ研ね〜コンピューターで録音していて、いい音してるから一度あそびに来ない?」みたいな返事、もともと好奇心の強い俺はそくざに反応「うン、いくわ!」てなわけでフジーユー・ソロアルバムがひそかに始まったのである。

録音を始めてからもうかれこれ3年にもなるので、記憶をたどるのが大変!
清志郎との話の中で4月〜6月の記念すべき一曲目は「引きこもり」と判明。この曲はまったく二人だけで奏っていて楽器の録音順番としては、僕がギター清志郎がドラム、ほとんどの曲はこのパターン録音している。なぜかと言うと、まずは僕が曲を持っていくので清志郎は曲調がよく分からない。そこで僕がベースを弾くとなるとますます分かりにくい。「ベースは基本的に和音をあまり使わない」つまりコード弾きをしない楽器、そう言う事からギター、ドラムの録音パターンになったのでしょう。もともとアルコール大好き人間の自分はやっぱり相変わらず夕方6時ごろから呑みはじめる「クセ」か、フジーユー・ソロアルバムに関しても記念すべき一曲目「引きこもり」から呑みながら録音、もちろん清志郎も同じように呑みながらゆっくりと進んでいく。仕事をしている感覚はまったくなく遊んでいる感じ、実に楽しい!!基本リズム「ドラム、ギター、ベース」の録音が終わると、そこから二人で次はどの楽器を入れようか?・・・・・(どんなフレーズにしようか?)などなど考えるのである。「引きこもり」は歌詞がまだ完成していなかったのでリズム録りをする前に清志郎がたりない部分の歌詞を考えてくれたと思う。確か?「引きこもり」のちょっとゆったり、そしてレゲエ風なグルーブ!一曲目カラ大成功(内心ほくそ笑んでる)。清志郎のリードギター、僕の生リズムギター最高(自画自賛)。
この曲は(The Band)みたいに二人で唄い合っててコーラスも僕が高い部分いくところがあったりでバンドっぽくて楽しい!アルコールはますます身体をシビレさせていくが二人は絶好調!たぶん気が付くと夜が明けていたと思う、ハッハッ。今回の「引きこもり」はこんなところで!!
次からはCDの曲順どおりに進めていく事にしよう。

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1笑顔
一曲目「笑顔」、この曲も夕方5時〜6時に(ロックンロール研究所)清志郎のスタジオ(ロッ研)に集まって二人で録音開始、5時〜6時だと日がくれるのがも早いのですぐに夜になる。清志郎の方から「そろそろ夜もふけた事だし、軽く呑みますか」とビールを持ってきてくれ、僕はこのころから毎回酒の肴と軽い食べ物を持って行くようになる。でも食事をとるのは一区切り付いてから、それまではゆっくりペースでビールを呑みながら作業を進めていく。「笑顔」は3連の曲。アルバムの中で1曲は3連形の曲がほしかったが、自分の中での3連形の曲調はかなりハードなかんじがあって、それを何とか「ソフトでポップな曲にしたいなぁ〜」って思いながら作ったと思う。だいたい3連形の曲はむずかしい!ベタっとするか軽くハネすぎるか(ビートルズのレボリューション)みたいにはなかなか出来ないのである。
しかし「笑顔」!うまくいきました。ハッハッ。!軽快でなおかつハードな迫力感があって(またまた自画自賛)、清志郎が言っていたように「曲に隙間がある」これは僕自身、曲全体、全部において目指すところで隙間がある方が聴く方はいろいろ想像したりする。完璧である必要はなく、むしろ不完全な方がおもしろい。曲作りにしてもある程度はイメージをふくらませるが、後は参加するミュージシャンのセンス、アイデア、でその曲の色が変わっていき、それも音楽ならではのマジックである。「笑顔」もやはり清志郎のドラム、僕のギターからリズム録りが始まって、その後ベースをダビング、仮ボーカル、てな感じで進んでいくがその後のダビングの順番はよく覚えていない。ハッハッ(なんせ3年の月日)やぁ〜、まいった!多分ここらへんで二人とも小腹がへったと思うので次の作業を考えつつ食事タイムかな?酒の肴、軽い食事は毎回持っていくものが違う。バカな頭を使って俺なりに考え、でも大半は新宿駅小田急デパートの地下食料品売場で買って持っていくのだが決まらないときは、さほど広くないスペースを30分ぐらいうろうろする時もある。笑顔の録音の時、何を持って行ったかなんて皆目覚えてない(まぁ〜ある程度決まってはいるが)僕か、清志郎が好きな物である。ハッハッ。ちなみに清志郎はうなぎが好物で何度か持って行った事があるが笑顔の録音で持っていったかどうかは、さだかではない。酒の肴は中華総菜、地方の有名物、行くたんび違う。おはぎを持って行った事も何度かあって、これは好評!疲れている時は甘い物が最高。意外に酒の肴にもなる。石田長生をゲストに迎えた時も確かおはぎがあったように思う。石田が録音を終えて食事タイムに入った時に「裕ちゃん、このおはぎ旨いなぁ〜」と言ったセリフをなんとなく覚えている、ハッハッ。さて曲に戻ろう。何の曲やったっけ?・・・・・・・そうだ笑顔や!この曲のメイン楽器は清志郎奏でるフルート!!彼ならではのフレーズである。サブメロディーをしっかり作ってくれていて音色も実に気持ちよくアルバム一曲目にはもったいない感じがしないでもない。続いてはアルバム最初のゲストLeyona!彼女が参加してくれた事でこの曲、アルバム全体に花が咲いた。パッ・・・・・・・・パッ・・・・・・・・!彼女独特の歌いまわし、コーラスも自分なりに考えてくれて俺は後ろで一人、ビールか焼酎をくらっているだけ。楽である。ハッハッハッ。清志郎はエンジニアも兼ねているのでパソコンに向かって集中している。Leyonaはダビングの日にまとめて呼んでいるので、僕は確かたいしてやることがなかったように思う。ただ彼女に気持ち良く歌ってもらうため部屋の隅で黙ってひたすら呑んでいたように思う。「笑顔」はとりあえずこんなとこかな。
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2Be Alright くちゃくちゃ
この曲は清志郎と「ラフィータフィー」か「リトル・スクリーミングレビュー」をやっているころにつくった曲である。歌詞に関しては「Be Alright くちゃくちゃ」のフレーズを僕が持っていっただけで後は清志郎がその場でイメージをふくらませて書き上げてくれた。
実に日本語がロックのビートにピッタリはまったいい曲だ(またまた自画自賛)「ガムを噛みながらおまえとキスをした」ロックぽくていいよね。確かこの曲は二人だけでやっている。楽器の録音順は清志郎のドラム、僕がギター、その後ベース、その後はよく覚えていない、ハッハッハッ。人間の記憶なんてそんなものでしょう。みなさん自由に想像してみて下さい。清志郎はマルチプレーヤーぶりを発揮して(エレキギター、アコースティックギター、ハーモニウム、ハープ、シタールギター、そしてドラムときたもんだ!どうですか?そんなもんダビングした順番なんてとてもじゃないけど覚えられない。ハッハッ!相変わらず彼のハープは素晴らしい。「ラフィータフィー」か「リトル・スクリーミングレビュー」のころにこの曲と「ウロコ」の2曲入りカセットテープで20本ライブ会場で打った事があって、その売り上げで二人で競馬をやって儲けたことがある。だから尚更この曲は印象深い。その曲に想い出があるといいのはいいですよねぇ〜。食事タイムはもちろんとっているとは思うのですが・・・・・・・・・あ、思い出した。う、うなぎの卵巻き、この日かどうかは分からないけど・・・・・・・・・・・・・。?だいたい基本的に生もの(鮨)などは食べる時間が遅いため買ってはいかない。お腹をこわしたら大変である。後は清志郎からスナック、乾き物類などなど毎回出してくれる。いつものようにダビングがある程度終わるともう一度歌入れをしてひとまず終了。終わってからの座談会も楽しい。次の曲のアイデアが浮かんできたりもする。しかしこの時間は二人ともグデングデン状態だたりもする。
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3君を描く
ついに出ました。僕のアルペジオギター!!イントロから後奏まで全部アルペジオを弾いています。やぁ〜これは慣れない僕にはかなり大変で左手の筋肉がつりそうになったり音がつまったりで(出なかった)苦労しました。しかし清志郎は「ユウちゃん、ギター上手くなったね」なんてほめてくれたりして、その気になってしましました。ハイ!清志郎ハCトーンのリズムギターを忠実に奏っていてバツグンにリズムが出ています。この曲は他にゲストがトランペットに渡辺さん、メロトロンに厚見くんが入っていて、二人共よくやってくれました。トランペットの渡辺さんはイントロ、間奏、後奏を吹いてくれていて何度かトライしてもらい、その中で一番良いのを(全部良いんだけど)選んでトラックに収録、トランペットを入れようと言ったのはプロデューサーの清志郎で、僕の構想にはなかったけど哀愁が出て良くなったと思った。(贅沢だよね〜)トランペットって!もう一人、厚見さんの!このメロトロンというう楽器は典型的なアナログ楽器で対変貴重である。いろんな音色がテープに入っていて、そのテープが何十本もあり、その中からいいのを選んで録音するのである。昔はビートルズも使ったりして何ともいえない雰囲気が出てよく聴いてもらうと分かります。ストリングスとは又違うあったかさがあったり!厚見くんは人柄も楽しい人で話し声は高音、よくしゃべって嵐のように帰って行きました。渡辺さんも厚見くんもそれぞれ別の日によんでいて食事タイムのメニューも違うはず、今度二人に会ったら何を食べたか聞いてみよう・・・・・・・・うん。あっ、そうだ、また思い出した食事メニュー!鳥のかやくおにぎり、これは僕の好物でよく買っていったと思う。鳥弁当もよく持っていったかも?だいたい牛肉より鳥肉が好きなのだが・・・・・・・・・・・・・?(すごい自分勝手!)。あっ一度鮨類も持っていった事があるが早く食べないとと思う気持ちがどこかにあって作業に集中出来ないので困った覚えがある。
さて、曲に戻るが、もともとこの曲は歌の最初からドラムが入っていたが、マスターリング前、最後の最後に清志郎が1コーラス目のドラムを抜いたバージョンを聞かせてくれて「一曲暗い歌を前面に出した曲があった方がいいよ」と・・・・・・・・・・・・僕は一瞬眼が点になって反対したがプロデューサーも頑固!ハッハッ!しかし何度も何度も聞き返しているうち「これはこれでええなぁ〜」と思うように。さすが大胆なプロデューサーだる。そんな事で1コーラス目のドラムは消えているが全体の仕上がりはメリハリ、つまりドラマチックな展開に仕上がってお気に入りの一曲になった。相変わらず終了は夜明け。身体は酒でシビれていい感じ。いつものように座談会をやって、いつものように僕はぶらりぶらりと歩いて帰って行く。曲の余韻は頭から離れない!
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4眠れない
みなさんも知ってると思うが、元モジョークラブの三宅伸二。彼がこの曲の1コーラス目の歌詞をプレゼントしてくれ、それでこの曲を完成させようと、残りの部分の歌詞と曲を考えて出来上がった曲である。我ながらこの曲も自信作!(自信作ばっかり)。確実な8ビートをきざんでいるのが、プロデューサー兼、ボーカル兼、エンジニア兼、その他いろいろ忌野清志郎だ!実にスネアドラムのおとし場所がいい!その上に僕のベースとCharのギター、なかなか聴き応えがあり、さすが50才を越えたおっさん達のサウンドだ!あっ!ぞうぞうこの曲のゲストプレーヤーはCharこと、Char〜!(笑)
それに今回のアルバムの花、再登場Leyona!Charは今さら紹介しなくてもいいだろう。かれこれ33〜34年前、彼がスモーキー・メディソンというBandを奏っているころ知り合った。当時から生意気なギターだ!しかしカッコええ!ゆるせない!(笑)まぁ〜そんなこんなで記念すべきフジーユー・ソロアルバムに参加してくれた。色気のあるギター、(俺のベースの方が色気があるが(笑))まぁいい勝負だろう!(笑)・・・・・・・・という事にしておこう。清志郎が8ビート、僕とCharがその上で16ビートで乗っかり、バツグンのグルーブか感!それにLeyonaも気持ちいいリズムでのっている。Leyonaとは清志郎を通じて知りあったので詳しい経歴はよく分からないが彼女の音楽センスは好きである。なんというかぁ〜〜・・・・・リズムを子宮で感じている・・・・・・?うまく表現出来ないなぁ〜!オーディエンスのみなさんこのサウンドどう感じますか?(笑)ちなみに僕の姪は「めちゃカッコええなぁ〜」と言ってくれました。
Charも厚見くんと同じでよくしゃべって竜巻のようにすぎ去って行きました。(笑)今回のアルバムは1日1人のペースで呼んでいるのでCharが来てくれた日にはLeyonはいません。みんなサウンドの中で共演してます。常時付き合っているのはグデングデンノ僕とプロデューサーだけである。食事タイムですか・・・・・・・?うむ、僕とプロデューサーは何か?・・・・・・・食べてます。(笑)でもこの日のゲストCharは録音の後しゃべるだけしゃべって竜巻のようにヒューと帰って行ったので座談会はいつもより長かったかも・・・・・・・・・・・。しかし、しっかりと別の曲のボーカル入れ、ダビングでその他の楽器入れまで奏っている。(抜かりはない!)いつものように一人ぶらぶらの帰り道・・・・・・・まだまだ興奮は続く!
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5フジーユー
この曲は清志郎と話をして思い出したのだが僕のホームページの最初に入れようと思って(ベースだけで)考えたのである。ところがロッ研で何回か聞いているうち、プロデューサーが「2コーラスにして、2コーラス目からドラムを入れたらどうかな?」みたいな、それで後日、石田長生をゲストに迎えた日に彼にも手伝ってもらってリズムトラックは完成!清志郎は僕のベースを聞きながらドラムを入れるので苦労してたみたいだが、僕にはそんな風には見えず、多分3テークぐらいでOKだったのでは・・・・・・・・・・・?
石田も自分なりのセンスでアプローチ、清志郎と石田、同時録りで無事終了!その後プロデューサーが「ボーカルもいれてみない?」という事になってトータス松本に白羽の矢が立ったのである。2005年忌野清志郎35周年のイベントがあり、その時に会場の打ち上げでトータスに声をかけたのです。彼は気持ちよく引き受けてくれ、その後清志郎と彼がコンタクトをとって結局トータスがツアー中という事でスケジュールが合わず長崎市公会堂で録ってくれたようです。やっぱり歌が入ると引き締まるねぇ〜。藤井裕をテーマにしたのはトータスで、出来上がって来たのを聞いた時はなんか照れ臭くて一人部屋で聞いていて汗が出ました。(笑)ほんま!でも、慣れるとは恐ろしいもので、なんか藤井裕っていう名前が一段と気に入りました。「不自由じゃないフジーユー」イェッー!
食事タイム?そうこのリズム録りをしたのが例の「おはぎ」DCえす。この日は確か石田と一緒に帰ったと思うのだけど・・・・・・・・・・・・?
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6引きこもり
そして冒頭にも述べた「引きこもり」である。事実、僕はこの曲を作る前、3ヶ月ほど引きこもっていて久しぶりに清志郎のライブを見に外出!一人部屋に引きこもっていると人と話す事がないので声を出す事を忘れてしまっている。(笑)コンサートが終わり楽屋を訪れると伸ちゃんが目の前にいて、「ユウさん、久しぶりですね〜」てな感じ、僕のも「伸ちゃん元気そうやね〜」と言おうとしたが声が出ない!あれぇ〜。伸ちゃんが「ユウさん声出てないですねぇ〜」これ本当の話!(笑)本人引きこもっている時は気が付かないもので(自分が引きこもりという事)、そんな事があって引きこもりという曲を作ったのである。この曲は最初に説明しているのでこんなとこにしておこう。何でもそうだけど使わないと退化するんでしょうねぇ〜・・・・・・・!
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7リミッター
この曲のドラムは「トン」こと林トン敏明を迎えて奏っている。彼とはかれこれ33〜34年前からの知り合いでお互い関西人である。当時彼は鈴木茂とハックルバックのドラムで、昔からよく知っていながらほとんど一緒に奏った事がなかった。ひょんな事からある日代々木のステップウエイというスタジオで僕の曲の歌とベースの練習に付き合ってもらった。その中に「リミッター」も入っていてセカンドライン(リズムパターン)で気持ちのいいグルーブを刻んでくれる。その思いがあって録音に来てもらった。残念ながら彼は今、現役ではやっていないが(俺もそうかもしれない)彼特有のタイム感は健在でフジーユーMノアルバムデモ
フルに発揮してくれている。清志郎はウッリッツァーというメーカーのエレキピアノ、この楽器も名器、一つ一つの音が立つというイメージかな・・・・・・・・?後、言い忘れたが、ほとんどの曲で清志郎はコーラスをやってくれている。有り難い!そしてもう一人が、竜巻のように帰っていったCharの再登場(笑)オレンジのアンプに毛布を被せフルに近いボリュームで、3テイクぐらいでOK!彼は録音の時ヘッドフォンをしない。嫌いみたいだ。ちなみに僕はヘッドフォン、ガンガンで録音するのが好きだ。僕以外の人のヘッドフォンボリュームレベルで聞いてみると「信じられないっ!」てな感じ(笑)やっぱり難聴なのだろうか?(笑)
この曲は楽器編成も少なく比較的シンプルだが、なかなかドラマチックに仕上がっている。こもアルバムに参加してくれるミュージシャンはほとんど1,2テイクで録音OK!(有山は一人、大阪で奮闘してくれたが)、「トン」とのリズム録りも清志郎同様1,2テイクで完了したと思う。(あんまり録りすぎてもロクな結果がでない)手際よく集中してサッと終える(魚を三枚におろす)のと同じで新鮮さが残る!少々のミスは気にしない。もっと大切なものがあるから!
食事タイム!・・・・・・・・・・・・・・そう言えば麺類を持っていた事・・・・・・・・・・・・・あっ!焼ビーフンだ!これも1,2回あったと思う。今、考えるとロッ研には調理場もあるので色々な麺類を作ることが出来たのだが・・・・・・・・・・・蕎麦、うどん、焼きそば、ラーメン、パスタなどなど色々ある・・・・・・・・・・・・・残念!次回はそうしよう(笑)。

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