だめだめ15項目 ※「数学セミナー」(2003/2 月号 日本評論社) 「Nの数学 11」 by 根上生也+中本敦浩(横浜国立大学教育人間科学部) より 1. 定義をあいまいにしたまま、議論を進めてしまう 2. 前提と結論の区別がはっきりしていない 3. 不自然な日本語が気にならない 4. 指示代名詞ばかりを使って、具体的な言葉で状況を説明しようとしない 5. 推論の理由を口にしない 6. 次々と前のことを忘れてしまう 7. あやふやな知識を使ってしまう 8. 何にでも解決する方法が用意されていると思っている 9. 1つの例で「すべて」と思ってしまう 10. 変化させるところと変化させないところの区別をしない 11. 記号の使い方が不適切である 12. 漫然と悩むだけで、具体的に状況を絵で表そうとしない 13. 「対称性」など、都合のよい構造を仮定してしまう 14. 当面の場合分けを完結させる前に、個々の場合を考えてしまう 15. 場合分けなど、自分の認知過程を説明できない