キング堂について
当店はスティ−ヴン・キングの関連書籍のみを専門に取り扱っております。キングについて書かれた本や雑誌、キングが影響を受けた本、キングの影響を受けた本などを紹介することによって外側からキングを知る=そんなちょつとマニアックなファンのための店です。より深くキングの世界を楽しむための一助になれば幸いです。
また「キングの作品は全部読んでしまった。他になにか面白いものはないか。」なんて思ってる方はぜひ、当店でで紹介した本を手にとってみてください。中には「こんな本がキングとどんな関係があるんだ」と思われるようなものもあるでしょうが、キングが好きという価値観/感性を中心にもっと読書の世界を広げてもらえたら、店主としてはとても嬉しいです。
それぞれのコメントについては、店主の主観むきだしの「手書きポップ」のようなもので、作品そのものの評価ということより、キング・ファンとして楽しめるかという点に最も重点を置いています。
またコメントを書くに際しては、できる限り再読するよう努めていますが、処分してしまったので手元にない、とても再読する気になれない等の理由により、記憶のみを頼りに書いたものがありますことをご理解ください。
店主について
1983年、書店で『呪われた町』の文庫版が平積みになっていたのを発見。聞いたこともない作家だったが、なんとなく面白そうかなと思って購入。それがキングとの出会いとなる。しばらく読まずに積んでいる間に読売新聞の日曜版でキングの特集記事を読み、大好きな映画『シャイニング』の原作者であること、『呪われた町』の他には『クージョ』『ファイアスターター』が文庫で入手できることを知る。早速書店に走ってその2冊を購入。先ず手始めに『クージョ』を読むが、無理のある設定が気になりあまり楽しめず、「もしかしてこの作家ハズレかも・・・」という不安がよぎる。続けて『ファイアスターター』を読む。ぐいぐい引き込まれる。そして『呪われた町』で完全にノックアウトされる。以来キング一筋の人生を送る。
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