マナティってどんな生き物?
種類:フロリダマナティ(ウエスト・インディアンマナティ)・
アマゾンマナティ・アフリカマナティ
体長:3メートルから4メートル以上
体重:最大で1,600キログラム程度
大人のマナティは平均450キログラムから900キログラム
体色:灰色、または灰色がかった茶色
食べ物:主に草食
一日に45キログラム以上の草を食べる
生殖:特にカップリングの季節はなし
メスは7歳、オスは3歳から4歳ぐらいで生殖可能となる
妊娠期間は12-14ヶ月、大抵は一回の出産で一頭だけが生まれる
出産は2,3年に一度
寿命:最高で60年ほどといわれる
子育て:メスのマナティは生まれてから2年ほどは子供につきっきりで世話をする
オスは子供の世話をすることはなく、離れて暮らす
マナティは温暖な水の中にすむ哺乳類です。海水、真水両方にすめます。
マナティは海牛類に属し、丸々としたユーモラスな姿をしていますが、その一番近い生物は象であるといわれています。
日本ではマナティの仲間であるジュゴンが知られています。マナティもジュゴンもともに人魚伝説のモデルです。
ジュゴンとマナティの一番の違いは、ジュゴンが先の割れた尾ひれをしているのに対して、マナティはうちわ型の尾ひれをしているという点です。
自然界に天敵を持たず、のんびりと平和に暮らしている彼らは、今深刻な絶滅の危機にさらされています。
98年度アメリカ国内で確認されたマナティの数は2,639頭ですが、毎年何百という大量のマナティの死亡が報告されています。
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