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5月2日、GW中の平日に有休を取って、三重県の鳥羽水族館へ行って来ました。 大阪から鳥羽へは近鉄で約2時間。日帰り小旅行です。 降り立った鳥羽の駅は、こぢんまりとしたのどかな雰囲気です。 駅周辺にはお土産として赤福もちや真珠のアクセサリーが売られています。 ここから国道沿いに歩いて約10分、ミキモトのパールアイランドの前を過ぎると、目指す鳥羽水族館が見えてきました。 入館料大人2400円を払って中に入りました。平日の午前中ということで比較的空いています。まずは腹ごしらえということで、セルフサービスのレストランシーサイドへ。 伊勢湾をのぞむ窓側の席に座って、カレーを食べながら館内案内を眺めました。 鳥羽水族館はメインストリートという長い廊下がブルーウイングとグリーンウイングを結んでいる横長の構造をしています。メインフロアは2Fで、かつて一世を風靡したラッコやジュゴン、マナティもこの階にいます。 まずはマナティのいる【ジャングルワールド】へ向かいます。ここは世界の水族館で唯一、アフリカマナティが飼育されています。 熱帯雨林の河にすむピラルクやナマズが泳ぐ水槽は、アマゾンの自然を再現したものだそうです。
マナティは背中にこけを生やして、青い水槽の底の方にじっとしていました。顔が見えないと、まるで岩の一部のようです。 ときおり、呼吸のためにすーっと浮上していくと、その大きさに周囲の人々から驚きの声があがります。 ここには2頭のマナティがいて、それぞれ『はるか』『かなた』という名前が付いています。 フロリダのシーワールドで見たマナティたちは、結構活発に泳いだりぐるぐるとローリングして遊んだりしていましたが、お昼寝タイムだったのかいつもこうなのか、鳥羽水族館のマナティたちはちょっと表情に乏しいような印象を受けました。 アマゾン水槽ということで、周囲の魚たちが泥のような色彩であまり華やかでなかったのも、この印象の原因かもしれません。 マナティの主食としては、レタスや牧草が与えられているそうです。 マナティ水槽の次には何かと話題のジュゴンの水槽へ。ジュゴンがいるのは【人魚の海】というコーナーです。 鳥羽水族館の館長さんはジュゴンには特に思い入れがあるらしいです。関連書籍も何冊か出ています。
ジュゴンの名前は『ジュンイチ』と『セレナ』。マナティ2頭は同じ水槽にいましたが、雌のセレナがまだ若いため、このペアは別々の水槽にくらしています。セレナの水槽には、カラフルな熱帯魚と共に大きなカメがいます。このカメさん、ジュゴンたちとも仲良しだそうでジュゴンの背中にカメが乗っているぬいぐるみもありました。←しっかり入手済(笑) マナティの水槽に比べると、かなり明るい印象です。 マナティとジュゴンはよく似ていますが、しっぽの形状が違う(マナティはうちわ型、ジュゴンは先割れ型)以外にも、顔や体表の感じも結構異なっています。 ジュゴンの方が鼻面が長くて、ぬぼっとしたユーモラスな表情をしています。 体色は白っぽい灰色をしています。 ジュンイチの入館が1979年の9月。鳥羽水族館はジュゴンの飼育年月世界最高記録を日々更新しているそうです。
ジュゴンの食餌にはアマモが与えられています。わたしが見ている間も、ひたすらもぐもぐと食べていました。食欲しごく旺盛。食事をしていると魚たちが近寄ってきて、なかなか微笑ましい光景です。ジュンイチの水槽には赤い円筒状のものが水面近くに浮いていて、これはなんぞや?と思っていたら、なんと「ダッチジュゴン」(笑)なんだそうです。 いずれは2世が期待される2頭ですが、まだ年若いセレナとは別居のジュンイチ君、もてあます情熱をこの赤い筒にぶつけて解消しているとか。これが入っているということは発情期らしいです。 ジュゴンは鳥羽水族館の目玉のひとつで、お客さんにも人気でした。 ときには「日曜日のおとーさん・・」というつぶやき声が聞こえてきたりして。 さてこれで目当てのマナティ&ジュゴンには会えたので、あとはのんびり館内をめぐります。 鳥羽水族館には順路というものがなくて、好きなようにまわることができます。 アシカのショーを楽しんだり、ラッコの食事を見学したり、でっかいカエルの足の裏を鑑賞したり。 4月あたまにスナメリの赤ちゃんが生まれていたのですが、残念ながら1週間ほどで亡くなってしまったそうです・・。 そして売店で、マナティ&ジュゴングッズを購入です。 ぬいぐるみだけでも結構種類があってどうしよう〜という感じです。家にあるのは小さいものばかりなので、大きめのものを、持ち帰る大変さも省みずにセレクトします。さすがに3万円する特大マナティには手が出ませんでしたが。 あれも欲しい、これも欲しい状態からがんばって取捨選択した結果購入したのは、ぬいぐるみ3体(うち一つはティッシュカバーになっている)に特大マナティバスタオル、テレカ、ポストカード。たくさん買ったので人へのお土産かと思われたのか、売店のお姉さんがたくさん袋を入れてくれましたが、違うの、全部自分のなの、おねーさん・・(笑) 帰りも時間がかかるので、午後3時前にぼちぼち水族館をあとにすることにしました。 最後にもう一度、マナティとジュゴンの水槽をのぞきに行きます。
さっきは水槽の底でおとなしくしていたマナティが泳いでいました。かなりの人だかりができています。やっぱり人の心を惹きつける、不思議な生き物です。 じーっとくいいるように見つめている人の姿もありました。 ジュゴンもマナティも、人間の勝手なんかで絶対に絶滅させたくない。強くそう感じました。 ジュゴンの水槽では、相変わらずジュンイチ君がお食事中。ユニークな姿は、見ていて本当に飽きません。 最後に写真をいっぱい撮らせてもらって、立ち去りがたい思いで水槽をあとにしました。 関西在住の身で気軽に「ちょっと行ってこようかな」というのには少々遠い鳥羽水族館ですが、機会があればまた訪れてみたいものです。 そうそう、いつかジュゴンの2世が誕生したら、絶対観に行かないと。 こどももおとなも楽しめる水の世界。のんびり優雅なマナティやジュゴンを見て、好きになってくれる人がたくさんいるといいですね。 |