マナティレポート・1

【クリスタルリバーでマナティスイム(99年冬)】



「ホームページでマナティについての記事を読んでいるうちに、思い立って実際にフロリダへ行ってしまいました!」という素敵なマナティレポートをメールでいただきました。
メールを下さったSさんのご了承を得ましたので、その一部を公開させていただきます。
マナティに会いに行こうと考えている方の参考にもなるのでは、と思います。
それにしても、すばらしい行動力に感動&脱帽です。

〜以下、Sさんのメールより〜

「タンパなんて聞いたことの無い所へなんでいくんだ〜!」というガールフレンドをなんとか説得し、1月9日に日本を出発しました。
わたしは明日には明日の風が吹くなんてタイプなので、なんの準備もせずタンパへ。

着いた翌日の10日に HOMOSASSAへ行った後、クリスタルリバーへ。
10日のタンパは地元の人もびっくりするほどの寒さでした。
で、あまりの寒さにマナティーと泳ぐのは一旦あきらめました。
何も準備をせずにクリスタルリバーへ行ったので良く分からず、「多分ボートを借りたりするには予約が必要なんだろう」と、その日は帰ってしまいました。
ところがホテルで聞いてみると、「マナティと泳ぐなんて物好きじゃの〜、良く分からんが、そんなもんに予約はいらんだろう、」とあっさり言われてしまいました。

せっかくのアメリカ旅行にしらけムードが漂った翌日、これはまずいと思い再度クリスタルリバーへ。
適当にマリーナを見つけようと思ったのですが、行き当たりばったりではだめでした。
またもやまずい.....と思ったところに、「クリスタルリバー商工会議所・VISITORSCENTER」が。
そこで聞いたところ、電話番号のリストをもらえました。
で、適当に電話をかけ、とあるマリーナに到着しました。

あまりの寒さに、ボートを借りて上から見るだけ、という我々に対して、「そんなのバカチン。月まで行って月の上を歩きたくない、ってなもんだ!」と力説され、結局、シュノーケル・ダイビングをすることになりました。
水の外は寒いのに、水の中は温水プールの様でした。
で、数頭のマナティに囲まれ、キスされ、すごい経験をしました。
ここで得た情報は以下の通り。

1)今の時期、ほぼ100%マナティを見れる。
2)水の中には1m50cmぐらいのでかくて黒い魚が泳いでいる。
覚悟して入らないと、おしっこちびるほど恐い。本当に恐い。
3)水中でもOKのカメラは絶対に必要。
4)泳げなくても、動物嫌いでも絶対やってみるべし!
5)クリスタルリバーは迷う。
マリーナはいっぱいあるが、十分に下調べをしないとたどり着けない。
特に英語の苦手の人は....
6)マナティ最高

です。



Sさん、臨場感あふれるレポートをありがとうございました!
それにしても、黒い巨大魚はコワイですね(^^;)一体なんなんでしょうか・・。
この冬は野生のマナティがクリスタルリバーへ来るのが例年よりも少し遅かったそうですが、1月に行かれたSさんは、ばっちりマナティたちと交流できたようですね。
マナティに会いに行こうという皆さんにも、素敵な出会いがありますように。そして、相手が野生動物であるということを常に忘れずに行動して下さいね。



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