ヘアピン講座!
ヘアピンの打ち方やヘヤピンの使い方まで教えていきたいと思います。
なんかヘアピンかヘヤピンかわからなくなりました。
とりあえず、ヘアピンで書いてたんだけど、なんかヘヤピンと書いてしまうってことはヘヤピンの方が正しいかもない・・・
***へアピンの打ち方 初級編***
○構える位置はサービスラインよりちょっと後ろです。
初心者はネットぎりぎりに立つ人が多いので注意してください。
○手打ちにならないようにする。
ヘアピンは手だけで打っても入りますが、体の使い方で正確なヘアピンが打てるようになります。
イメージとしては、体の使い方(手や腕以外は)はフェンシングの突きの動きに似ています。
まめ版ヘアピン図を参照してください
・体と利き足を前に(シャトルに向かって)出してきちんと体重移動する。(体重は利き足に乗せる)
・打つ瞬間には、ひじを軽く前に出す、足は膝を軽く前に出す感じで踏ん張る(膝でクッションする感じです)。
・頭を下げないで、胸をはる。
・足を広げて、重心を低くする。
○体の真正面で取ること
○シャトルをよく見て打つこと。イメージ的には、顔の真正面でとる感じにします。
また、下の方のシャトルをヘアピンする時に腰を低くしてヘアピンします。頭だけ下に行かないようにしましょう。
特に打点が低いときはシャトルを見て打つのが大変ですが、できる限り、打つ瞬間までシャトルをよく見て打ちましょう。
○打つときには利き足を必ず出すこと。
足を前に出す時はかかとから出しましょう。(どのショットでも同様です)
足を出す時には後ろの足で(利き足の逆足)で強く地面を蹴り前にでます。利き足を前にだそうとすると意外とでないものです。
それで、打つときに後ろ足から前足に体重を移動して打つといい感じになると思います。
○打ち終わったら利き足を元に戻すこと。
戻る時は前に出した足で思い切り強く地面を蹴って戻りましょう。
戻した後は、出した足のかかとをつけないほうが素早く戻れると思います。
備考:僕は最近、このバド講座を書き始めてあることに気がつきました。。
@後ろに下がるフットワークをすると、ほとんどかかとを地面につけていないことが判明しました。
Aホームポジションでは右足(利き足)のかかとを浮かして構えてます。
相手が打った瞬間に一度踏ん張って(腰を落として)から動きます。
その時は両足とも、かかとが地面についているようです。
○打つ瞬間にラケットをちゃんと握る
ゆるいショットだと力を抜きすぎるので、きちんと握るくらいでちょうどいい力加減になると思います。
(備考:ドロップ、ショートリターンなども同様です。)
○ラケットの振る方向は上ではなく前にすると安定します。
ラケットを前に出して、ラケットの面を斜めにしてヘアピンを打つようにしてみましょう。
ラケットを前に出すというよりは、むしろひじを軽く伸ばす感覚です。手首は固定しましょう。
手首は微妙な調整やカットする時に使い、大きくは動かしません。
ラケットを上に振る時は跳ね上げの時のみです。
○クロスヘアピンをノータッチしない。
特に女子に多いのですが、クロスヘアピンを打たれるとノータッチで決まってしまうことがよくあります。
原因のひとつは構えている場所がネットに近い、フットワークがちょっと遅いというのもありますが、
一番の原因は全面でヘヤピンを練習していないからだと思われます。
コートがあまっている場合は進んで全面でヘヤピンしましょう。(クリアも同様です)
体が全面で動くのに段々慣れてくると思います。
あとは、クロスヘヤピンを待っていない場合が多いですので、クロスヘヤピンをくることを
常に頭に入れておきましょう。
自分でクロスヘヤピンを打つようにすると、クロスヘヤピンが頭の中にインプットされて、意外とレシーブ
しやすくなります。
意外とクロスヘアピンっていうのは、くるのわかっていれば取れる場合が多いです。
***へアピンの打ち方 中級編***
○とりあえず、面をきる
面をきったほうが安定して入るし、相手がレシーブしづらいです。
○打点を出来る限り上でとる。
ヘアピンは出来る限り上で取ったほうがより攻撃的ヘアピンが打てます。
相手の打つショットを読んで出来る限り打点を上にするようにしましょう。
特にダブルスの時はサイドバイサイドから素早く前に出ながらヘアピンを打てるようにしましょう。
○打点によるヘアピンの打ち方
打点の図はここ見てください。
・打点1の場合(ネットよりかなり高い打点)
・・・プッシュしてください。
・打点2の場合(ネットよりちょっと高いけど、プッシュ打つのつらい所、ネットよりちょっと下)
・・・ラケットを上から出します。
絶対に下からラケットを出してはいけません。
特に、相手を見ながら打つようにしてください。
サーブレシーブの時は必ず上からラケットを出してヘアピンするようにします。
もし、上からラケットを出せない時は目の前に相手がいないのを確認してからヘヤピンを打ってください。
サーブレシーブの場合、大体目の前に相手がいる場合が多いので、跳ね上げましょう。
もしくは相手なんか見ている暇がないという場合は、跳ね上げてください。
・打点3の場合(通常ヘアピンを普通に打つところ)
・・・打点2で取れなかった場合にラケットを下から出してヘアピンします。
打点3の場合、ヘアピンを打つときに、
攻撃的なショット(ミスが多いがいい感じのショット)
入れていくショット(ちょっと甘い(浮かしてしまうくらいの)ショットだけど、確実に相手コートに入れる)
を特に意識しましょう。
(どんなヘアピン、どんなショットでも同様ですけどね)
試合の状況、ラリーの状況や相手の構えなどにより、打ち分けましょう。
特に打点3のヘヤピンをミスするとラリーが短くなってしまうので、
確実にヘアピンを入れるように安定感を身につけましょう。
・打点4の場合(すごい下でヘアピンする場合)
打点が低い時こそ相手によって打ち方をいろいろと考えないと相手に読まれてしまいます。
・・・自分の体勢がそこそこいい場合
→相手がヘヤピン待っている場合が多いので、跳ね上げるのがベストなんですが、
どうしてもヘヤピンを打ちたいときは、相手の動きをよく見て、ストレート、クロスヘアピンを使い分けて
叩かれないように注意してヘアピンしましょう。
・・・自分の体勢が苦しい場合
→跳ね上げるか(相手がネット前張っている場合)、
クロスヘヤピンか(ヘアピンがネットに近い場合)、
白帯ぎりぎりのストレートヘヤピン(どうしようもない時)、
ただし、相手がネット前で、はっていないのがわかれば、
ちょっと浮かせてストレートヘアピン打ってもいいです。
さらにまめまめの必殺技としては相手のバック側に甘いヘヤピンを打つ(相手のバックハンドの
プッシュミスを誘う)。
といろいろとどんなショットを打つか打つ前に決めておきましょう。
苦しい体勢のときは打つときに余裕がないので、打つ時にいろいろ考えるとミスが多くなってしまいます。
あと、打点が低いとどうしても頭が下がってしまう人が多いので、しっかり頭をあげて打ちましょう。
目線を前にすれば、相手の動きが打つ直前までわかり、打つショットがいい感じになります。
○クロスヘアピン打ったらストレートヘアピン待つこと。
クロスヘアピン打つとストレートヘアピン打たれることが多いので注意しましょう。
特にダブルスの時は相手のストレートヘアピンを打つのを山張ってプッシュするくらいの勢いで待ちましょう。
○相手を見ながら打つ
○入れてくショットと決めに行くショットを使い分ける
どんなショットでも同様ですが、特にヘアピンは緩いショットだけにミスりやすいので注意してください。
○フェイントかける
○クロスヘアピンを練習する。
自分の体勢が苦しい時の、逃げクロスヘヤピンしか打てない人がよくいます。
自分の体勢がいい時でもクロスヘヤピンを打てるようにしましょう。
クロスヘアピンは意外と練習していないとサイドアウトしたり、浮いたりすることが多いので注意して下さい。
○クロスヘアピンを意識する。
どのショットでも同じですが、自分が打てないショットというのはレシーブする時に待っていない(予期しない)ショット
となり、レシーブしづらいです。
普段からクロスヘアピンを自分で打ってみましょう。
そうするとクロスヘアピンの意外な素顔が見れると思います。
(相手がクロスヘアピン打ちやすい打点とか、打ってくる時とか、レシーブ方法とか、
相手がクロスヘアピン打ってくる時の面の作り方)
○基礎打ちで打点をいろいろ変えて打つ練習をする。
基礎打ちするとどうしても、打点3か4で打つことが多くなってしまいます。
打点2の時に確実にヘヤピンが入るように練習しましょう。
打点2の時にヘアピンをミスすると試合中に、ちょっとへこむ人がいるので、注意してください。
また、安定したヘアピンが打てるように常にシャトルを打つ場所を安定させましょう。
参考:
打点を4つ(実際ヘアピンは3つですが)に分けたのは理由あります。
理由1:プッシュを打てる高さを認識できるようにする。
打点1と打点2の境界線を確実に認識することによって、プッシュミスやヘアピンミスを減らすことができる。
理由2:まめまめ流ですが、僕の場合はヘヤピンを安定して打つために 、
さらに細かく打つポイント(打点)を決めてそこ以外では打たないようにしています。
こんな感じです。