第６章：Ｓ−ＳからＴ−Ｂにいい感じでローテーションするには

相手が上げてきたら、誰でもトップアンドバックになれます。
相手が上げていない時にトップアンドバックに移行する方法を
よくあると思われるいくつかのパターン例を示します。





サイドバイサイドからトップアンドバック
打った人が前に行くパターン
　　　�@がクロスのショートリターンして打った�@が前に行く
　　　�@がクロスのハーフ球を打って�@が前に行く
　　　�@がストレートドライブ打って�@が前に行く
　　　�Aがストレートドライブ打って�Aが前に行く
　　　�Aがクロスのロングリターンし、相手がしたから打とうとしたときに�Aが前に行く
　　　�Aがクロスのドライブを打ったとき、�Aが前に行く

打ってない人が前に行くパターン
　　　�Aがストレートドライブ打って�@が前に行く
　　　�Aがクロスのロングリターンし、相手がしたから打とうとしたときに�@が前に行く
　　　�Aがクロスのドライブを打ったとき、�@が前に行く



＊＊＊注意点＊＊＊
　　○基本は右回りです。（右利き同士の場合です。左利きがいる場合や左利き同士の場合はまた違うところがあります）
　　　しかしこれは基本的にラウンド（バック奥）をカバーするために自然と右回りになるということです。

　　　逆にいうと、攻め重視ならば、右回りでも左回りでもどっちでもよいです。
　　　特に自分たちが攻めている時はバリバリ前に詰めていきましょう。

　　○相手が下からショットを打とうとしたときは、前に詰めるチャンスです。
　　　特に敵のバック奥に打って、敵が上から打てないときはどちらか一方が前に行きましょう。

　　○パートナーが前に行くと、もともとパートナーがいたところが穴になりますので、そこをいかに穴にみせないか努力が
　　　必要です。
　　　
　　　前にいった場合は低い球は前に行った人がカットしてください。高い球は後ろの人がとります。
　　　当たり前のことですが意外と出来ていません。原因は、前にいった人のところに後衛のカバーが遅いため、
　　　高い球が上がってくると、
　　　またクリア逃げてしまうということになってしまいます。せっかくトップアンドバックになったので、攻撃を続けるように
　　　がんばりましょう。
　　　コツとしては、ストレートに打って前に出ると上記のような穴ができやすいので、クロスに打って前に出る癖をつけましょう。
　　　クロス打って前に出ると敵が穴に打とうとするにはクロスショットとなります。クロスショットは基本的に打ちづらいですので、
　　　ストレートに来る可能性が高いため、穴に打たれることが少なくなります。

　　○特に女子ダブルスはバック奥に打ったら積極的に前に詰めましょう。
　　　苦し紛れのクロスネットさえ取れれば、かなりいい感じで攻めることが出来ます。