「多摩川な人々」キッチンミノル
被写体は老若男女、職業もさまざまだ。中にはちょっと強面のお兄さんもいる。夕方の多摩川にいる人々に声をかけ、きをつけのポーズを取らせ、撮影する。あえて多くの会話はしないという。キッチンミノルにしか撮れない写真だと思う。
彼はこの写真集を出版する資金を捻出するため、相棒とも言える大切なものを手放した。結果的にmille booksから出版できることになったけれど、そこまでの決意に私はぜひ力になりたいと思った。何とも不思議な魅力を持つ写真を観に、一度会ったら忘れないキャラクターの持ち主である彼に会いに、ぜひロケットへ。
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