海辺の美術館、雲のモビール

葉山の海で遊んだあと、ふと立ち寄った近代美術館。そこで、素敵な出会いが。たまたま開催されていた「吉村弘の世界」。彼の作品はどこかで、目にしていたかもしれないが、まとまったものを見るのは初めて。本業は音楽家でありながら、とにかくデザインが上手い。年賀状や、公演プログラム、まるでコンクリートポエムのような印刷物も。表現の仕方がごくシンプルだから、フルクサスっぽくもある。美術館では、吉村氏の曲が入ったiPod shuffleを借りて、聴きながら館内と外庭を散策できる。
吉村氏は、この美術館のサウンドロゴを制作し、美術館完成の直後に急逝されたという。