一対の実

早稲田のギャラリーで宮本武典さんのインスタレーション。干涸びていく無花果。limArtでフィンランドの彫刻家の素敵な本を見せてもらいました。絶版ということだけど、どうか手に入りますように。
そして『アデュー・フィリピーヌ』。蓮實さんの講演を聞いた後で言いにくいのですが、驚くほどみずみずしい作品でした。そして、全編にわたり作為的な感じがほぼ無いのです。「今後日本で字幕付きで公開されることはまず無いと思う。今日来た人は必ず明日複数の人間をこの場所に送り込んで欲しい。」と言われたので伝えておきます。22日一回のみの上映なのでチケットの有無を確認してから出かけてください。