2月の出来事

 今月はなんだか忙しいかったので、更新できないまま、もうすぐヨーロッパに旅立とうとしています。

 先月から色々あって大変だったけれど、とりあえず、今はオーケストラのヨーロッパ遠征を自分なりに楽しむことが目標かな、といったところです。

 やることは山ほど・・会社の宿題もやってないし、引越の準備もしてないし・・。でもなんとかなるだろう、という気でいます。だってヨーロッパから帰ってくればもうオーケストラの練習という忙しいものがなくなるから。
昨日は東京での学生オーケストラとしての最後のコンサートでした。4年間って長いようで短いな、ってつくづく思いました。後悔は全くしていないといったらうそになるけれど、自分なりにやってきた充実感があって、本当に感動しました。やっぱり4年間、他にやりたいことがうまくできないことに苦しめられながらも続けてきてよかったんだなと、そしてもうこんなに打ち込むことはないことの悲しみを感じました。忙しい時はオーケストラの練習自体に行きたくなくて、「やめてやるー」と何度も思ったけれど、それでも、音楽ってそれを消し去る何かをもっていました。そして、一生その「何か」があるために、忙しくても音楽を何らかの形で続けていくんだとは思います。「何らかの形」をこれから仕事をしながら見つけていく作業が始まるんだなぁとも感じています。

 なにはともわれ、ヨーロッパ遠征、卒業、引越、そして入社。やることはたくさんあって、パニックに陥ってしまいそうだけど、それでも一つ一つは人生にとってかなり大きい出来事。だから、場面場面をしっかり思い出として残して、そしてそこからいろんなことを学び取らなくては、と思っています。学ぶことが多すぎるくらいある、自分には足りない部分がありすぎる、ってこの2ヶ月くらいでかなり痛感したから余計そう思えるのかもしれません。クリスチャンではないけれど、神様ってやっぱりどこかでその人が成長すべきところを指摘するために、まわりの人とか出来事とかそういったことを決めてるんじゃないかな、と思ってしまいました。素直に学び取る気持ちを大切にしなくてはいけないなと思っています。